第二の論争スマホ(上)

「ちょっとスマホ見せてよ」

あどけない口調で幼馴染がふざけたことぬかしやがる。

「メンヘラムーブをかましやがって…誰が見せるかよ」

「おいおい兄ちゃん?やましいものがないなら見せれるよねえ?」

「そんな中年警官みたいな言い方してもだめだ」

「やましいものがなくてもやらしいものがあるからだめだ」

「それを見てみたいの」

「誰が見せてたまるか」

頬を一筋の冷や汗が伝った

(まずい…俺の携帯の中にはこいつの盗撮写真が入ってる…っていうよりほぼそれしかねぇ…背景写真もこいつだ…こんなのがばれてしまったら

どうなることか…別に好きじゃないよ!ただちょっと性癖に合致してるだけで他の子でもいいんだからね!)

「じゃあandroidとiPhoneのどちらがいいか私を納得させたら何かしてあげるよ」

「その代わりに君が負けたらスマホね♪」

「じゃあ俺が勝ったらタイツ履いて俺を踏んでくれ」

「うわぁ」(わかった)

たぶん本音と建前逆だぞ。

まあいい「お前のような頭ハッピーセットチャクラ宙返り税込55000円にわからせてやる」

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