37.認める?
「38.1℃……やだ琥珀、風邪かしらねぇ」
「喉がすごく乾くよママン」
皆様どうも、ベッドのなかからこんにちはです、琥珀です。
起きたらとっても喉が乾いていて、イガイガしていて、熱がありました。
食欲もちょっとしかなくて、琥珀は弱っちくなっていました。ぐすん。
あーあ、琥珀もついに黒曜のぶっ倒れメンバー入りかぁ。
琥珀はみっちょんの顔を想像した。
ごめんねみっちょん、ため息つかないでぇぇ……。
想像の中ですらみっちょんにため息をつかれてしまう琥珀ちゃん。
また心配かけちゃうかな。
「ところで琥珀、お友達が迎えに来ていたみたいなんだけど」
「え」
…………誰……!?
みっちょん!?
……いやでもみっちょん来たならそう言うような……?
「琥珀と少しお話したいみたいだったから連れてきちゃった」
「やぁおはよう琥珀ちゃん。体大丈夫?」
「……………………!?」
そこで登場したのは咲くん、紛れもない咲くんであった!!!
さ、さ、さ……咲くんが琥珀の部屋に……!!?
まって今めちゃくちゃ寝起き姿なんだけど!!!
「さ、さ、さ、」
「同じ部活の子なんでしょう?もう琥珀ったら、一緒に帰って来てるだなんてママ聞いてなかったわ」
「て、展開についていけないよっ!!?」
ねーっと二人で笑い合う咲くんとママン。
もう既にママン懐柔済みだなんて、なんて恐ろしい咲くん……!!!
「ど、どうしてここに……」
「琥珀ちゃん、画材忘れて行ったからお届けにね」
そう言って取り出したのは定規。
36cmの長い定規だ。
あー!確かにアシスタントしてそのまま忘れてきたかもしれない!!
「あ、ありがとう」
「どういたしまして」
にこりといつもの咲くんの笑顔に、琥珀はちょっとだけ見惚れた。
ちょっとだけなんだからね。
ベッドの中からこんにちはなのもあって、どことなく恥ずかしい。
「それにしても、すごい絵だね。1回見てみたかったんだ、琥珀ちゃんの絵」
「……はっ!!何も隠せない琥珀ちゃん部屋!!」
そう、琥珀の部屋には気に入った絵が額縁で飾られている。
その中でも一際目立つ、桜と金髪の彼の絵を、咲くんはじっと見つめていた。
「その絵はねぇ、琥珀が高校生上がる頃に人気のない公園で見付けた景色らしくてねぇ」
「ま、ママン!!?」
そこ説明しちゃうの!!?
「ちゃんと顔は見られてなかったらしいけど、美しかったー!って当時凄かったのよ」
「へぇ。琥珀ちゃんが、ねぇ」
「恥ずかしいから黙っててほしいよ!!?」
きゃー!琥珀の趣味が丸わかりになってしまう……って今更か。
琥珀ちゃんは恥ずかしくて布団に潜り込む。
その絵の彼は白に近い金髪で、太陽に透けてキラキラと光っている髪がとても煌めいて美しく見えたのだ。
それを描こうと思ったけれどうまくイメージ通りの金髪の絵にはならなかった。
桜の木が大きかったから絵も大きくなってしまった。
「綺麗な絵、だね」
「うぅ……ありがとう」
「ふふ、二人は仲良しさんなのねぇ」
ママンも結構のほほんとしている性格なので、琥珀にとって衝撃的なこんな現実ものほほんと気付いていない。
なんだろう、この既視感?
あ、みっちょんといおくんを見てる時の琥珀みたいな発言されたんだ、なんてことだ遺伝なのか。
「琥珀ちゃん、今日はゆっくり休んで、また回復してから来てね」
「……う、うん」
どうやら、咲くんも黒曜のことは伏せてくれるらしい。
回復してからアシスタント来てねってことだよね?
「あら、まぁ、うふふ。よかったわねぇ琥珀」
「もー、ママお部屋出て行っていいよぅ!!」
「はいはい。ごゆっくりねぇ」
「あ、すぐにおいとましますので。学校行かなくちゃ」
にっこにっこしているママン、たぶん琥珀にお友達がいて嬉しいのだろう感じが滲み出している。
琥珀、子供の頃友達いなかったからなぁ。
体が弱かったから仕方がないものの、随分と友達関係のことでも心配かけてしまっていたご様子。
「お母さん、優しい人だね」
「……琥珀ちょっと甘やかされすぎてるんだよ」
「それって、罪悪感?」
咲くんにそう言われると、琥珀はつい黙ってしまった。
罪悪感……なのかな。
なにが悪いとかよくわからないけど、そんなに甘やかされて育っていいんだろうかって、思ってしまう。
「こんな自分が、それでいいのかなって、思ってしまうの」
「……うん」
「迷惑ばかりかけて、心配ばっかりかけて、それでもみんな優しくしてくれて。でもそれって病弱だったからじゃないかって……」
そう考え始めてしまうと、止まらなかった。
不安はどんどん大きくなって、琥珀がもし病弱じゃ無ければ、もっとちがったのかなって。
普通だったら、普通に学校に行ったり遊びに行ったりたくさんできて、友達ともたくさん遊べていたら。
そんなに心配かけずに済んだんじゃないかって。
「琥珀」
咲くんはゆっくり、琥珀の手を握ってくれる。
優しく、優しく。
「琥珀は自分のこと、認めてあげられないの?」
「認める……?」
「不釣り合いだと思ってるんだろうけど、黒曜のみんなは違うよ。琥珀が病弱だったなんて知らないし、琥珀が優しくていい子だからみんな認めてる。琥珀の力なんだよ」
「……そう、かなぁ」
自分を、認められてないの……?琥珀は。
わからない、考えたこともなくて。
「俺は琥珀が琥珀だから、好きなんだよ」
「っう……」
「照れた」
「て、てれてないっ」
だ、だ、ダメだ咲くん!
前に惚れただなんだ言われた人にそんな事言われてしまったら、琥珀だって意識しない訳にはいかない!!
両手が握られていることまで意識が行ってしまって、ぶんぶんと手を振る。
一緒に咲くんの手もぶんぶん振られる。
けれど決して離されなかった。
吸盤みたいにギュンとくっついていた!
なんだこのむず痒い感覚は!
琥珀はふにゃふにゃしちゃいそうだ!
「咲くん、学校!学校遅れちゃう!」
「ふふっそうだね」
「咲くん!」
なんだかすごく、口説かれたような気がする!!
琥珀ちょろいんだから、ダメだよダメダメ!!
……でもほんとにダメなの?
いやでもまだ心の準備がっ!!!
「あー……かわい」
「学校……」
「うん、行くよ。慌てふためく琥珀ちゃんも見れたことだしね」
ぱっと離れた手に、今度は寂しさが込み上げてくる。
ダメだ、じょーちょが不安定だ、琥珀。
どうしろっていうんだ!
「い、行ってらっしゃい!!」
「ふふ、行ってきます。……いいねこれ」
「もう!」
咲くんを学校へ送り出してから、また琥珀はゆっくりと寝ようと思ったけれど。
胸がドクドク、ドクドクとして、しばらくは眠りに落ちられなかった。
「ということでみっちょんごめんんん!!学校行けなかった!!!」
『咲さんに聞いたわよ。アシも私が行っとくからゆっくり休みなさい。アンタこじらせると風邪長引くんだから』
「なんとか今のところは酷くなってないよっ」
『その痛い喉も飴舐めて休ませなさいよね』
みっちょんにもやっぱり心配かけてしまったご様子で、電話越しにため息が聞こえてきた。
みっちょんの優しさに涙がちょちょぎれる。
それからみっちょんはほんとにアシスタントに行ってくれたらしく、琥珀が使い物にならなかった3日間を埋めてくれた。
3日間潰れたけれど、琥珀にしては早い復活だった。
普通の風邪なら1、2週間潰れることもザラなんだから。
今回は軽く済んで、咳も出なかった。
琥珀ちゃん、完全復活です!!
と、意気込んで迎えた土曜日。
黒曜は修羅場に追われていました。
そこはまさしく戦場、戦場だったのです。
「P15,16の背景とそれから影にトーン貼っていって。詳しくは未夜に任せてるから」
「は、はいっ」
「ペン入れまでいける?」
「建物くらいなら大丈夫かと」
「じゃあ下描きで一回見せてからペン入れまでお願い」
「はいっ」
雨林さんの指示の元、私は回復早々に激戦区へと突っ込んで行くことになった。
ちなみにみっちょんもしっかりアシスタントしているのでマジでヤバいらしい。
しかも〆切が明日だという、マジでヤバそう。
私たちは学校にも行っていて放課後の時間から作業するから、一日の作業時間が短いんだよね。
机の上にはモンエナの缶が並び、飲み物はコーヒー。
ちなみに琥珀ちゃんはココアです。
急いだってミスが増えるだけなので、丁寧に、けれど琥珀の中の最速で仕上げていきます。
ここまで全体が仕上がっていると、もう消しゴムやベタは終わっているので黒曜の下のメンバーの助けは借りられない。
私たちは最後の追い込みをかけていた。
なんか集中しすぎてすごい全体がハイになっていて、それがまた団結感を生み出していた。
そして次の日の夜9時、黒曜の二階の作業部屋では、みんな机やソファーにぐったりと倒れ込んでいました。
「……終わった」
呆然と一点を見つめて息を吐く琥珀ちゃん、疲労困憊。
けれど達成感もある、このメンバーでやり遂げた達成感、爽快感。
「お疲れ琥珀」
「みっちょん……結局アシスタントしてもらっちゃってごめんね」
「結局やったわねぇ……あぁもう背中も肩もバッキバキよ」
そう言って肩を回すみっちょん。
それから隣の部屋には原稿確認しているいおくん。
咲くんの部屋からは咲くんがご登場する。
「琥珀ちゃんとミツハちゃんはもう帰らないといけない時間だね。ごめんね、少し長引かせちゃって」
「大丈夫……」
「琥珀は帰ってからいっぱい寝なさいよね……明日学校だけど」
「ぴぇぇぇ」
ちなみに夕ご飯はまたみっちょんに作ってもらってみんなで食べていたのでした。
みっちょんも疲れているのにシチューを作ってくれて、「栄養取らないとちゃんと働けないでしょ!」とみんなに振舞ってくれたのだ。
あぁもう大好きみっちょん。
みんな成長期でペロリと食べちゃったよね。
こうしてようやく戦場には平和が再び戻りましたとさ。
「……のんびりさせすぎたかしら……漫画ってスケジュール管理難しいわね」
「今回は脱落者がまた何人か出てたから……琥珀もだけど」
「まぁ私も、少し漫画の手伝いしたことあったから、戦力になれて良かったわ」
「それは初耳だねっ!?」
みっちょん、漫画のお手伝いしたことあったのか……どんなお話だったんだろう?
「もしかして美術部さんにいたの?」
「そう、薄い本…………いや、琥珀にはわからないわね」
「……本が薄いんだろうなってのはわかるよ!」
「個人的に出してる漫画を手伝ったのよ、デジタルでだけどね」
「デジタル……」
やっぱり世の中はデジタル移行しているんだねぇ……。
ココアを飲んでホッと一息つく。
咲くんの手にはコーヒーがあって、なんだか咲くんのイメージとそれが凄くマッチしていて、うっとりしてしまった。
いかんいかん、頭が疲れている、と頭をふりふり振る。
飲んだらもう帰るんだ、咲くんとみっちょんと帰るんだ。
けれど、団結感と達成感を味わった黒曜から帰るのは少し寂しさすら感じてしまう。
寂しくなったので、ちょこんとみっちょんの肩に頭を預けてすりすりした。
「なによ、琥珀」
「ちょっぴりさみしくなるね」
「帰るのが?」
「うん……」
帰りたくないわけじゃないの。
喪失感ていうかな、なんだか張り詰めていたものが一気に解放されて、寂しくなっちゃってるの。
「ならうち泊まる?」
「え!?いいの!?」
琥珀はみっちょんのその提案に、ぴょこんと起き上がる。
まだみっちょんと一緒にいられる……!?
「琥珀は頑張ったし、私もなんかこのまま解散っていうのもね」
「ほんと!?琥珀もみっちょんともっと一緒に居れたら嬉しい!」
「ただし帰ったらすぐ寝ること!日を超える前に寝るわよ」
「うぅ……はぁい」
「ということで咲さんごめんなさい、琥珀の行き先ウチにしてもらっていい?」
「いいよ。ちょっと羨ましいなぁ」
すると、奥の部屋から原稿を持ったいおくんが出てくる。
大きな封筒に入っているご様子。
「なに、琥珀お前ミツハん家に泊まんの?」
しっかりちゃっかり聞いていたご様子のいおくん!!!
どうやら今の話を聞いていて部屋から出てきたらしい。
「いお、アンタも今日はゲームしないで早く寝なさいよ?」
「原稿終わってんだから別にいいだろ、学校で寝るわ」
「今日まで原稿してたんだから今日までよ!」
「へいへい」
そう言って頭を搔くいおくんは、本当に今日大人しく寝てくれるだろうか?
心配しかない。
「まぁ俺も今度ミツハん家行くし?別にいいけど」
そういってフンッとドヤ顔を見せてくるいおくん。
な、なんですとっ!?
いおくんがみっちょんの家に!?
今琥珀の顔みてドヤりました!?
「琥珀だって今日みっちょん家いってイチャイチャするんだもんっ!!!」
「いや、アンタも寝るのよ。いおも変な言い方しないで、描きに来るだけでしょ?」
「バラすなよお前」
「バラさない時のデメリットがでかすぎんのよ。いい?今日はみんな休みなさい、スケジュール管理出来るようになりなさいよね?」
みっちょんはそう言ってサクサク部屋から出て行ってしまう。
それに合わせて琥珀もみんなにバイバイして、咲くんと一緒に黒曜を出た。
原稿が終わった、脱稿ってやつだ!
清々しい気持ちで、みっちょんの家に送ってもらった琥珀たちは、いつもよりずっと仲良しこよししていた。
「今日大変だったね」
「そんなことより、咲さんの話聞かせなさいよ」
「へ?」
もろもろ支度を終えて、11時。
もうすぐ寝るんだーって時に、みっちょんからのそんな言葉。
「咲くんの話?」
「琥珀が風邪ひいた時、自ら私の所まで来て知らせてくれたのよ。ちょっと偉そうに見えたわ」
「ちょっと偉そう?」
「いつもみたいににこにこってより……もう少しご機嫌だったかしら?キラキラが増してたわ」
キラキラが増していた???
ちょっと想像出来るような、出来ないような……。
「つまり、なんかあったんだって言いに来てたようなもんでしょう?琥珀のいない教室にわざわざ来て休みだって伝えに来たのよ?」
「んん、なんかあったっていうと……忘れ物を届けに来てくれたくらいだよ?定規忘れたの」
「あら、そうなの?」
「それでお部屋みられちゃったくらいかなぁ」
「……部屋まで行ったの?」
寝転ぶみっちょんの真顔に、琥珀はこくんと頷く。
「あの部屋をねぇ……」とみっちょんは琥珀の部屋を思い出しているご様子。
何度か遊びに来てるもんね。
「それでちょっとドヤってたのか」
「ドヤってたの?」
「ドヤって見えた。あの人なりにテンション上がってたのかもね」
ふんふん、とみっちょんはまた頷いてなにやら納得しているようだ。
「琥珀、罪悪感があるのかもしれない……わからないけど、咲くんと話してて、そう気付かせてもらった」
「罪悪感?」
「わからないけど、琥珀が体弱かったから、みんなが優しくしてくれるんじゃないかって……黒曜は違うって咲くんは言ってくれたけど」
色々考えたんだ、休んでいた日に。
琥珀はなんだかわからない罪悪感とか、釣り合いが取れてない感覚に、引け目を感じているんだって。
その正体がなんなのか、分からないけれど。
「……それって、自信が無いってこと?」
「うーん……自信もないかも。琥珀弱っちいし」
「……琥珀、もしかして私のこと強いって思ってないでしょうね?」
そう言って起き上がったみっちょんに、琥珀ははてなマークを頭にたくさんうかべる。
「みっちょんは強いよ?」
「私は強くなんてないわよ。強さには上には上がいるし、心ならそうやって比べられない。アンタ自分のこと下げて見てんのよ」
そう言われてみれば……咲くんにも、自分のこと、認めてあげられないのかって聞かれた。
琥珀はどうすればいいのかわからない。
罪悪感?自信が無い?認められない?
それが引け目を感じている理由なんだろうか?
「琥珀。自分のことは自分が一番信じてあげないと。琥珀には黒曜も、私も付いてるでしょう?強くなりたいとか思わなくていいから、そのままの自分をまずは受け入れよう?」
「そのままの自分……」
いや、でも受け入れられない。
なにが受け入れられないって、絵を描けなくなった自分が一番……。
「琥珀が好きな物、大切にしてくれるならそれでいいの。私も琥珀が大事だし、黒曜のみんなも、咲さんだって、琥珀が大事なの」
「で、でも、絵も描けなくなった私になにが残るのかっていうか……」
「それは一時的な不調でしょう?もしかしてそれも、引け目に感じてた?」
こくん、琥珀は頷く。
「ばかねぇ」とみっちょんは、琥珀の頭をそっと寄せて頭を撫でてくれた。
「私は琥珀自身が好きなのであって、それは絵が描けても描けなくても変わらないのよ。琥珀は琥珀」
「ほんと……?」
「ほんとだからずっと一緒にいるんでしょう?アシスタントはできてるんだし、オリジナルが描けなくなったからって絵を描けるスキルは消えてないわ」
そう言って貰えると、ほんの少し、満たされたような気がした。
まだ疑ってしまう自分は消えないけれど。
「好きなもの、楽しいものに目を向けなさいよ。気分転換なんていくらでもしていいのよ、琥珀は頑張ってるんだもの」
「……琥珀頑張ってるのかな」
「一生懸命だから、今日だって原稿一緒に頑張ってたじゃない。頑張ったことは素直に頑張ったと思っていいの。私も頑張ったわ」
「みっちょんは琥珀の代わりもしてくれて、すごく頑張ってくれた!!」
「琥珀がそう言ってくれるなら、私も頑張った甲斐が有るわ」
ふふふっと笑うみっちょんに、琥珀はぎゅーっと抱きつく。
はぁ、満たされるかもしれない、この時間。
癒しだ、癒し。
みっちょんは琥珀を癒してくれる天才だ。
「ありがとうみっちょん……ずずっ」
「あーぁ、泣きなさい泣きなさい、でもあんまり泣きすぎると目が腫れるから気が済んだら泣き止みなさいよね」
「みっぢょぉぉぉぉ」
大好き、みんな大好きだ。
みっちょんも、いおくんも、未夜くんもリンくんも赤ちん青ちん、黒曜のみんな、そして咲くんも。
大大大好きだっ!!
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