第28話 笑顔最強
学校生活では俺は基本教室で静かに生活している。
♪♪~
とくにクラスに関わることはなく。今日も1日を終えて…。チャイムがなるとすぐに特別棟へとすぐに移動していた。
早く移動しないと時間がもったいない。ってのもあるが。まあクラスにいても何もないからな。って理由でいつもとっとと放課後になると教室を出る。
そして特別棟3階へと行くと…。いつも通りここは静かだった。
「やっぱ来ないよな」
とか俺は思いつつ。月曜日の続き。ロジックを俺は再開した。
そしてしばらくか。いや少し…。かはちょっと忘れたが…。
まあロジックに集中しだした頃だったな。
ちょっと廊下の方に気配を感じた。いや静かなところだからな。なんか近づいてくる音はなんかわかるんだよ。
そしたらだ…。
「いた」
という声が入り口の方から聞こえたのだった。
ホントは反応してやろうと思っていたが…。何を話したらいのか分からず。気がついたらずっと俺はロジックをやっていた。
っかいいところなんだよ。マジで今進んだんだよ。詰まっていたのが進んでいる時に止めてしまうと。再開時にまた忘れるってか。こういうのは勢いだからな。いいテンポで進んでいる時はやめない。である。
ってかそんなことを思いつつも俺は…。
…。月曜日の奴と同じ奴だよな?とかちょっと心配になったため…。顔をあげると…。いやまあ声からして同じ女子だとは思っていたんだが…。一応見ておかないとだろ?
「…」
チラッと一瞬だけ前を見たら…。
「あっ」
目が合ってしまった。どうやら向こうもたまたまこちらを見ていたらしい。って、やっぱこいつかわいいな。って、そういや…。もしかしてヤバイ?これは…。怒られる?とドキッとした俺だったが。いや月曜日ほぼ無視した感じだし…。帰りもなんか勝手にというか。まあ本当に勝手にか。帰ったからな…。
まあこういう時はとりあえずパズルの方に…。と俺はまたパズルに逃げた。
そして幸いなのか。俺がパズルに集中すると…。女子は何も言ってこなかったので…。
一息ついてから。
「…。また来たのか?」
と再度顔をあげて今度はちゃんと聞いてみた。
大丈夫だよな?聞いても。話しかけても。っか変なこと俺聞いてないよな。と、思いながらだったがな。
まあそんなことを言いつつ目の前を見ると…。
「はい。面白そうな事していたので!」
普通に明るく笑顔で女子生徒は返してくれた。
「…」
って、やばいな。こいつめっちゃいい笑顔じゃん。
これは見ていられないわ。
ってことで俺はまたパズルの方へ視線を移動ってか逃げた。
いや、正確には何を話すべきか忘れた。である。
「…」
「…」
「…」
「…」
「…」
「…。あれ?」
だからか。会話が急に終了してしまい…。
しばらくしてあれ?という。なんで無言?みたいな感じの声が前から聞こえてきたのだった。
が。俺は何を話したら…。だったため。
俺はとりあえずパズルパズルと見ていたら…。
パズルは進んだ。
進んだってことで…。とりあえずパズルをキリのいいところまで進めたのだった。
まあ途中なんか声が聞こえた気がしたが。一気に進めていたのでね。
俺の方は前に居る女子が気にならなくその時はなっていた。
♪♪~
そして気がついたらもう下校時間を知らせるチャイムが鳴っていた。
ちなみにまだ俺の前には俺を見ている女子生徒が居るのだが…。こいつなんでいるのか。俺にはわからない。
っかパズルが思った以上にいい感じに進んでしまったため…。
かなりの時間また女子生徒の事を無視しているような感じというか。無視したから…。
何を話せばいいかわからなかった俺は…。
パズル雑誌を片付けて…。筆記用具も片付けて…。
帰るために立ち上がった。
ここで何か話しかけるべきなのかもしれないが…。なにも浮かばず…。
結局一言だけ。
「じゃ」
と挨拶のつもりで声をかけたのだが…。久しぶりに声を出したからか。声が自分が思ったより出なくてダナ…。まあ小さかったというわけよ。
かなり小さな声になってしまい…。なんか言い直すのも…。恥ずかしかったので俺はそのまま逃げるように教室を後にしたのだった。
「…」
まあ廊下を歩いている時。やっぱり戻った方が…。とか今日も思ったが…。
いやでも一応あいさつしたよな…。返事はなかったが…。とか。考えていたら普通に学校を俺は出ていた。
だからこの時の俺にはあの女子生徒の…。
…。
…。
…。
「全くわかんない」
とかいう声は聞こえていなかった。というかまあ聞こえるわけもないな。いろいろ考えていてそれで頭いっぱいだったし。
とりあえず女子生徒の遭遇?2日目もこんな感じで終わっていった。
…。
…。
…。
そして翌日の俺は家事当番の日。俺は学校が終わるとともに家に帰っていた。
まあ俺からしたらこれはいつもの流れだな。
ちょっと違ったことと言えば…。家事をしつつも。
なんであいつは俺のところにまた来たのだろうか…。ということを考えていたな。
まあちょっとやってくる女子生徒のことを気にしていた俺だった。
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