3000文字でこのビックリとハラハラ、不気味な余韻を残す構成。

 特に三話の緊迫感ある狙撃シーンの描写にドキドキしました。
 ところでこれM●U系列のあれじゃなくて、単発タイトル当時とかに出る便乗作品とかB級映画に出てきそうな方ですよね!?

 この神を「よし殺そう」と軍が決定を下した理由も、原典を考えると確かに正しいんですが、MC●の彼がけっこう好きな私としてはちょっと残念な気持ち。

 大丈夫? ベルトとか盗んだ方が良くない? と思いながら読み進んでいたのですが、最後の最後で予想外の行動に出られ、「あれは一体なんだったのだ……?」という不可解な余韻に、神を易々と理解できると思うなかれ。とつきつけられた気がしました。

 作者さまご自身の解説を読むまで、ダブルミーニングに気づかなかったので悔しい~!