マザコンが異世界転生

下下下下(しももとかげ)

いや、ここどこ!?ー転生ー


僕は日差しの眩しさに目を覚ました。


?「ほら、剣、起きなさい。」


部屋のカーテンを開けながらそう言うのは僕のママ

【真佐 華乃(まさ はなの)】


剣「んぅ……まだ眠いよぉ……..。」


ママ「ほら、ご飯出来てるから降りてきなさい。学校遅刻するわよ?」


そう言うと僕の顔を覗き込んでニッコリ笑ってほっぺを両手で挟んだ。


剣「ふぁーい。」


返事を返し、ベッドから起き上がる。

ママは先にリビングに行ってしまった。



おっと自己紹介が遅れました。

僕は【真佐 剣(まさ つるぎ)】中学一年生、誰もが認めるマザコンだ!


行事という行事には来てもらい

ママをみんなに自慢する。


学校が終われば即帰ってママと夕食を作る。

そしてお風呂にも入る!

寝る時も一緒!(パパももちろんいるよ。)


え?気持ち悪いって?

どこが?

ママが大好きなんだからこんなの当たり前じゃないか!


中学一年生の男子はそんな事しない?


みんなママが好きじゃないのか!?

大好きだったらこれくらい当然じゃないか!


え?思春期?

なんだよそれ!親がウザったく感じる時期?

そんなもんねーよ!(笑)

1度もねーよ!

パパもウザいと思ったことないよ!


ったくみんな何言ってるんだか……。


親に感謝して生きろよ!




……っと話が長くなってしまった。

下に降りなくては。



ママ「何してたの?(笑)ご飯冷めちゃうわよ?」


剣「ちょっとね、着替えにもたついちゃって…(´>∀<`)ゝ」


ママ「あらそう?変な子ね(笑)」


パパ「それじゃ、パパは先に出るとするかな」


剣「パパ、頑張ってね!」


ママ「行ってらっしゃい、あなた♡」


パパ「行ってきまーす!」


剣・ママ「行ってらっしゃーい!」


ママ「ほら、剣も食べたら出なさい?」


剣「はーい(もぐもぐ」



はぁ、今日もなんて美味しい朝食なんだ……

全てが完璧だよ、ママ……


さて、行くか。



剣「ママ、行ってきまーす!」


ママ「行ってらっしゃーい!」




この時はまさかこの日常が終わってしまうなんて思ってもみなかった………






つづく………かな?w

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