屁国王・ヘガタクサガトプガス
今は昔、屁国と云う国に、ヘガタクサガトプガスと云う、王がいまし屁
ヘガタクサガトプガス王は、国民の感情を、すこぶる気にしていまし屁
なぜかと云うと、国民が王に抱く不満は、王の腸内で屁になるからでプ
年貢取立て大臣が年貢を増やしたら、王の放屁が年中途切れないのでプ
王は嘆きます「朕の腸内に屁がたまらないようにはできないものか」臭
整腸大臣が進言します「王の屁を滅茶苦茶な香りにすればよいです」臭
王はその妙案を採用して、屁がすこぶる酷い匂いを放つようにしまし屁
それからと云うもの、国民は王に対して悪い感情を抱かなくなりまし屁
なぜかと云うと、王が一発でも放屁すれば、国中に悪臭が漂うからでプ
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