微熱

 鏡に写って、跳ね返った言葉がぽとりと落ちた。


 カーテンから見えた空は、


 硝子のように、私と宇宙を隔てている。


 泥濘みたいなベッドに溶け出した私は、


 一日の終わりを先に知っていた。




 

 作者より

 めっちゃ短いですが手を抜いたわけではない…

 はず…個人的には二連か三連の詩が好きなんです

 が、これぐらいの方が読みやすかったり伝わりや

 すいのかなー、なんても思います。

 

 皆様はワクチン接種を済まされたでしょうか。詩

 で察して頂いた方もいるとは思いますが、微熱が

 あり、一日体が怠くて仕方なかったです。ワクチ

 ンの二回目の接種を昨日済ませて、少しは安心、

 というところでしょうか。

 

 季節の変わり目も近いですので、皆様もご自愛下

 さい。

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