キャラクター紹介・各種設定

＃2. 『日向夕陽』

　日向(ひなた)　夕陽(ゆうひ)

　年齢　16歳

　身長　174㎝

　体重　69㎏

　趣味　鍛錬、技術技能の取得

　好きなもの　家族、甘味(幸の影響)

　嫌いなもの　差別、孤独

　　　人物

　幼少期、とある事情から日向日和に保護された少年。現在は高校生としての生活を営む合間、人と人外とが起こす騒動の解決のために身を粉にして奔走している。

　差別意識を嫌い、人と人ならざるものとが共存できる世界を目指して日々活動しているが、それが叶うことの難しい、ともすれば夢物語であることも自身では理解している。

　自身に宿る異能の力と共に、彼自身が内包する特殊体質により〝憑依〟という能力を行使可能。これを用い相棒の『幸』を取り憑かせることで本来の人間を超えた出力を叩き出すことを可能としている。

　　　性格

　自身が普通の人間とは異なること、日向日和という人間としては規格外に過ぎる人物や人外である幸らと同居しているということから人と人外との間に隔たりがある事実に疑問を抱え続けている、非常に温厚で思慮深き少年。故に困っているもの、厄介ごとに巻き込まれているものであれば誰であれ手を差し伸べてしまう。

　純粋な人間でありながら完全に人の側に立つことを善しとせず、場合によっては同じ人間種であっても敵対する。

　自分が弱い人間であることを理解し、だからこそ心身ともに常に強くあらねばならないという半ば強迫観念のようなものに囚われている。その心境の一因にはすぐそばにいる『人間最強』である師匠の存在も大きい。