第4話 出会い②

?「大丈夫?」


架純「あ、はい!、あの、ありがとうございます。」


?「なら良かった、君、名前なんていうの?」


架純「白鳥架純です。あなたは?」


?「俺は湊、よろしく!」


架純「よろしくお願いします。

あの、さっきのは何だったんですか??」


湊「幽霊だよ」


架純「そうじゃなくて、湊さんがやった事です、

あれは何ですか?」


湊「あーあれ、別に、てか、君に言う必要ある?」


架純「そ、それは…すいません。」


湊「うそうそ、冗談だよ!笑

それより、早く家に帰ったほうがいいよ!」


架純「でも、私ここの最上階まで行かないといけないので…」


湊「そっか、最上階までいって何するの?」


架純「手を振るんです…」


湊「手を振る?なんで?笑」


架純「別にいいじゃないですか!」


湊「そんな怒んないでもいいじゃん…」


架純「助けてくれたのにすいません。でも、もうほっといてください!」


湊「まぁ、別にいいけど、上の階にもさっきみたいな幽霊が沢山いるよ?大丈夫なの?」


架純「そ、それは…あの…」


湊「それに、ここにいる幽霊は怨念が強いから最悪死ぬよ?

あと、上の階にはさっきの幽霊よりも恐ろしい姿をした化け物だらけだよ!」


架純「そんな、、、あ、そもそも湊さんはここで何をしてたんですか??」


湊「えーと、あ、肝試しだよ!ここ、怖いって有名だからね!笑」


架純「そ、そうなんですね、あの、その、上までついてきてもらえませんか?」


湊「無理!もう、疲れたから」


架純「そうですよね、ごめんなさい!」


湊「だから、ちょっと強引だけど、ごめんね」


架純「うぅっ…!?」



目の前がみるみる真っ黒になる。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る