これはいつもに増してシャープな書き出し。
目の前に坂東武者が現れたようです。
いまいち扱いが酷い義貞をどう描かれるのか?
私は国木田独歩の武蔵野を予習しようとして挫折しました。
武蔵野文学賞は様子見します。
まあ、文芸部門はパスかなあ。
作者からの返信
何分にも4,000字という制限があるので、グイグイ行かないと、あっという間に行が埋まってしまいます。
そのため、抉り出すような感じになっていると思います^^;
短編は短編でキツいんだなぁと、昨年の思い出(「高縄原」)が蘇ります。
でも、短編だからこそ、ある事物や人物の「いいとこどり」ができるので(アレなのは捨象できるので)、新田義貞のこの頃の神がかり的快進撃をうまく料理できればなぁと思っております。
この鎌倉攻めで、楠木正成からも用兵家として激賞されていますし。
私も青空文庫の「武蔵野」をチラ見して、「う~ん……」となりました^^;
この小手指原や久米川の記述が無ければ挫折していたのやも。
様子見、それも仕方ないと思います。
4,000字制限がキツいでしょうし。
ラノベ部門で、お気が向きましたら。
ありがとうございました。
素晴らしい、これは文芸部門でしょうか。
続き、楽しみにしています。
作者からの返信
はい、文芸部門になります。
去年は全然読んでなかった国木田独歩の「武蔵野」を読みまして、そこに記されている出来事を取り上げてみようと思い立ったのです。
楽しみにしていただいて恐縮です。
ありがとうございました。
編集済
おおっ! 快調にペンの進む、気持ちのいいテンポの出だしですね。\(^o^)/
とはいえ、浅い歴史しか知らない身には、またしても分からないことだらけ。何度もウィキペディアを検索しながら拝読しました(キャッチに紹介されている小手指原からして、読めず(笑))
国木田独歩『武蔵野』の冒頭、そんな感じだったんですね。
何十年も前に読んだきり、すっかり忘れておりました。
前作の毛利元就と同様、ごく少数の兵数から始める戦闘の展開が待たれます。
作者からの返信
お星さまもありがとうございます。
まあ4,000字だと思うと、ほんのチョッピリ気楽です。
飽くまでも長編よりは、という意味ですが^^;
鎌倉幕府末期~南北朝って分かりづらいから敬遠されがちですよね。
私もそうでした。
まあでも、武蔵野で合戦となると、戦国の方はもうやったので、消去法という意味でも、この時代かなと思い、勉強しました。
あとは、国木田独歩の「武蔵野」が応募要項でも挙げられているのなら、そこから取り上げてやれ、という正に新田義貞のようなチャレンジ精神です(笑)
あと、私は今回初めて「武蔵野」を読みました^^;
そのおかげで、この小手指原や久米川を知ることができました(笑)
ちなみに新田義貞の場合、毛利元就とちがって速戦即決タイプなんで、そこが短編向きかと思ったところも、筆を執った理由のひとつです。
ありがとうございました。
編集済
こんばんは、四谷軒様。御作を読みました。
この時代を扱うのは、それはもうメッチャ大変だと思うので期待しています。
武士の皆さん、考えずに動きすぎ。あと、何回裏切るんだよ? 何回内輪揉めするんだよ、どうしてorz
という追いかけるのも大変な時代ですからね。
さて、本編ですが、北条が金払えとか無茶言ってきたのでぶった斬って旗揚げじゃ、にちょっと笑いが漏れました。
足利家が天下取りの戦略を立てて、途中まで絵図のとおりに動いているのに対し、新田義貞は勝てばいいんだろ! と狭い視野で動いた気がします。
それはそれでロマンであり、最後まで忠義を尽くしたのだから、綺麗なのかも。
でも、後醍醐の帝という異形の王は、果たして彼の忠義をどう思っていたのやら?
これからが楽しみです。
作者からの返信
この時代、たしかにカオスです。
バックボーンをどう説明するか、どこまで説明するか、で先ず悩みます。
「主役」とおぼしき足利尊氏が先ずトリッキーな動きで、ともすると南朝に降ったりするからさあ大変、といったところです^^;
得宗家「軍費ヨロシク♪」→義貞「うん、それ無理♪」の流れはどうも史実っぽいのと、応募したコンテストの字数制限(4000字です)のために採用しました(笑)
説明が楽ですし……いやまあ、戦争が常態化した時にありがちな話ですけど、よりによって楠木正成に「鎌倉を落とすのに仔細無し」とか言われちゃう人を怒らせたのは、さすがにマズかったと思います^^;
足利家は足利家で行き当たりばったりの観が否めません^^;
というか高氏が何考えているかよく分からないところがあるのが……。
まあさすがに西上しろよと言われたあたりから、倒幕のプランは練っていたんでしょうけど。直義とか師直とかが。
義貞は義貞で……まあこの人から一本気を取ったら、おっしゃるとおり、それは義貞じゃないですから(笑)
後醍醐さん的にはもうちょっと空気読めと言いたいかもしれません。最後にお別れするあたりところとか、特に。
ありがとうございました。