ひと捻りが隠し味

 視点が玲奈と勇助で入れ替わり、それぞれが別の世界と時間軸にいて意思疎通を図るというアイデアが面白いです。

 また、タイムリープやパラレルワールドを題材にした作品はたくさんありますが、そこからもうひと捻り入っている点に好感が持てます。

 そして時間をさかのぼっていることが分かってから作品のスタート地点に戻り……という仕掛けも良く出来ているなと感じました。