5話 奥へ進もう

 水刃アクアブレードの実験ができた俺はもっと奥に進むことにした。

 奥に進むのにゴブリンやスライムがいたがどちらも下位種なので割愛する。ボブゴブリンやレッドスライムといった一段階進化した魔物は一匹もいなかった。


 そうして歩いていると洞窟を見つけた。

 俺は洞窟があると言う話を聞いていないのでここはまだ未開の地だと言うことになる。しかし、中に危険な魔物がいるから言ってないということもあるが、まあ後者の可能性は低いだろうな。


 ということで、中に入ってみるとする。灯りの方は生活魔法の灯火トーチがあるので問題ない。

 壁はただの石かな?土魔法でくり抜くことも可能だろう。ダンジョンは壁はただの石ではなく魔性石というもので土魔法の干渉を全く受け付けないものだ。

 中には特に魔物が見えないな…もっと奥に行くとしよう。


「ガガガ」

「ガガガ」


 この声はゴブリンかな?声的には2体だな。はじめての多対一だ。気をつけていくとしよう。挟まれたらやばそうだ。

 先制攻撃だ。ここは洞窟内だから火魔法は使えないな。


雷弾ライトニングバレット


 これでどうだ?これは痺れるだけだな。木剣だから感電はしない。特攻しよう。


「おらぁ!」


 ボンッ!と音がしてまず一体を倒した。もう一体は…後ろかっ!


「もう一丁!」

「ガァァァァ」


 これで終わりかな。まだ奥がありそうだがもうそろそろ帰らないとまずいな。

 帰るとしよう。


 変える途中にもゴブリンやスライムに何匹か会い。今回の魔物退治でゴブリン13体、スライム16匹と言う結果になった。

 はじめてにしては上出来じゃなかろうか。あとはうさぎも食べれるので何匹か狩り帰っていった。
















自宅


「ただいま!」


 帰る頃には日が少し落ちているぐらいで全然暗くなかった。むしろ今までの方よりも早いぐらいだ。

 ちなみに退治した時にゴブリンの血がついたので生活魔法の掃除クリーンで洗っておいた。まあ少しは汚れてないと不自然なので少し汚したが、大丈夫だろう。


「おかえりなさい」


 家には母さん1人のようだ。妹のアンジュもいることがあるがまだ遊んでいるのか知らないけどいないようだった。


「アンジュはまだいないの?」


 ちなみにいうとうちは平屋建てなので2階はない。

 部屋の配置は、玄関は右側にあり、リビングがあって、そこには奥にキッチンがある。その左側に扉が三つあって右が俺の部屋で真ん中が妹アンジェの部屋、左は母さんの部屋となっている(ちなみにシングルベットである。何故だろうか?)。


 風呂に関しては貴族の特権で(実際は金の問題らしいが)俺たちが風呂に入るには公共の風呂(つまりは銭湯)しか風呂に入れることはないらしい。一般的には近くの川などで体を洗うというので済ましている。


 これは冒険者も近くにある川などで済ますらしい。いざとなれば生活魔法の中級の洗浄クリーインがあるらしい。なぜ中級なのかというと人体に対しておこなうものだからだ。

 生物などの人体だと一段階上がることになる。


 それからは妹のアンジュが帰ってきて夜ご飯を食べ寝ることにした。


 たが今回の魔物退治でどのくらいレベルが上がったか興味があるのは俺だけだろうか?

 まあ見てみるとしよう


《ステータス》


名前:ボラン

種族:人族

性別:男性

年齢:7歳

Lv:28《次のLvまで13》

体力:58,237/58,237

魔力:135,259/150,504

ランク:なし

称号:バルクリ村の少年 異世界からの転生者

   神の代理人

武術:剣術 中級Lv:3

魔法: 火魔法 初級Lv:5

   水魔法 中級Lv:3

   風魔法 初級Lv:1

   土魔法 中級Lv:6

   雷魔法 初級Lv:5

   治癒魔法 初級Lv:1

   毒呪魔法 初級Lv:1

   解毒魔法 初級Lv:1

   結界魔法 初級Lv:1

   召喚魔法 無級Lv:1

   防御魔法 初級Lv:1

   生活魔法 中級Lv:14

   強化魔法 初級Lv:1

   無属性魔法 初級Lv:2

スキル:大賢者Lv:1

    創造Lv:1

    破壊 Lv:1

    統合Lv:1

    分解Lv:1

    初見殺しLv:1

    未来予知Lv:1

    正解者Lv:1

スキルポイント:135

加護: 創造神の加護 Lv:10

   武神の加護 Lv:10

   魔法神の加護 Lv:10

   智恵神の加護 Lv:10

   商売神の加護 Lv:10

   生死神の加護 Lv:10

   自然神の加護 Lv:10

   技能神の加護 Lv:10


 あれ?おかしくね?なんでこんなにもレベルが上がっていて中級レベルの魔法が使えるようになっているんだ?

 明らかにおかしいが…おそらく称号の影響だろう。異世界からの転生者と神の代理人でレベルアップまでの経験値が半減と取得する経験値の増加で凄いことになっているのだろう。

 魔法に対してのランクの進化は以下の通りだ。武術も同じだ。


魔法レベル

Lv:10で初級でアップ

Lv:25で中級でアップ

Lv:50で上級でアップ

Lv:100で聖級でアップ

Lv:150で王級がアップ

Lv:200で竜級がアップ

神級にはアップなし

〜ステータスにて(補足)〜

初級Lv:9→中級Lv:1

初級Lv:10=中級Lv:1


 明らかにチートである。これは成長したら世界最強なのではないか?だがあいにくと大魔王のステータスがわからないので、「勝てるか?」と聞かれれば「わからない」と答えるしかない。

 物理無効で強力な魔法耐性待ちなのはわかるがどんなスキルを持っているのだろうか?

 前とは違ってスキルポイントがあるな。これはスキルのレベル上げに使うものでリセットもできる。スキルにもランクがあり、それぞれ以下の通りだ。


固有能力ユニーク…レベル5でレベルアップ


普通能力ノーマル…レベル25でレベルアップ


希少能力レア…レベル50でレベルアップ


特殊能力スペシャル …レベル100でレベルアップ


究極能力アルティメット…上限なし


 こんな感じだ。一つレベルアップするごとに5がもらえるのが一般的だろう。取得には固有はなし。生物の固有スキルだからだ。普通能力は50ポイント、希少能力は100、特殊能力は150、究極能力はなしだ。究極能力はどれも下位のものがあるためそれを取得してレベルアップしなければならない。

 俺ののスキルは2つ、大賢者と初見殺しが特殊能力で、その他は希少能力だ。

 今回は普通能力の速再生に使った。それと適当に割り振っておこうか?いややめておこう。統合と分解をまとめるか。


 もう寝るとしよう….。おやすみ…...。







終了時ステータス


名前:ボラン

種族:人族

性別:男性

年齢:7歳

Lv:28《次のLvまで13》

体力:58,237/58,237

魔力:135,259/150,504

ランク:なし

称号:バルクリ村の少年 異世界からの転生者

   神の代理人

魔法: 火魔法 初級Lv:5

   水魔法 中級Lv:3

   風魔法 初級Lv:1

   土魔法 中級Lv:6

   雷魔法 初級Lv:5

   治癒魔法 初級Lv:1

   毒呪魔法 初級Lv:1

   解毒魔法 初級Lv:1

   結界魔法 初級Lv:1

   召喚魔法 無級Lv:1

   防御魔法 初級Lv:1

   生活魔法 中級Lv:14

   強化魔法 初級Lv:1

   無属性魔法 初級Lv:2

スキル:大賢者Lv:1

    創造Lv:1

    破壊 Lv:1

    変質者Lv:1

    初見殺しLv:1

    未来予知Lv:1

    正解者Lv:1

    速再生Lv:1

スキルポイント:10

加護: 創造神の加護 Lv:10

   武神の加護 Lv:10

   魔法神の加護 Lv:10

   智恵神の加護 Lv:10

   商売神の加護 Lv:10

   生死神の加護 Lv:10

   自然神の加護 Lv:10

   技能神の加護 Lv:10

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