第26話 アンドロイドと人形

1コマ目

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とあるアパートの一室。

A「なるほど、話はよくわかったよ。だけどね、君はもう充分罪を償ったよ。新しい人生を歩むべきだ」

B「ぐすっ……ぼくの過ちは、償いきれないものなんです」

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2コマ目

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A「そんなことはない。あの頃は誰もがアンドロイドには感情はないと思っていた。アンドロイドを軽視していたのは君だけじゃない」

B「軽視なんてものじゃないんです。ぼくのやったことはもっとひどいことなんだ」

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3コマ目

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A「ところで、なぜ君は部屋が満杯になるほど人形を集めているんだ? 申し訳ないが、このアパートは建て替えるんだ。部屋を片付けてもらわないと」

B「人形にも心があるんですよ! そうだよな、リカ」

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4コマ目

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B「そうよ! 私たちにも心があるのよ!」

B「ピエール、この人を部屋から追い出してくれ」

B「もちろんだよ。君、リカと私の友人であるBをここから立ち退かせようたって、そうはいかないぞ!」

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(ピエールとはリカちゃんの父です)

                                  おわり

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