第3話 ママと呼ばせてください

どうも。今、俺は窮地に立たされています。体育祭が近づき、朝から練習させられ、腹をすかしています。


そして、今は昼休み。この意味がわかるか?


そうか(?)。確かにそうだ(?)。


こ、う、ば、い、だろ?


金がねーんだよ。苦学生なわけではない。持ってくるのが面倒なだけだ。


みんなのを見せられるだけで血液が上昇していく。キメテルゼ(?)。


さて、屋上にでも行こうかな。


扉を開けると、そこには楽園が。ということはないということでね。ここにあるのは学園ってかw(???)


日陰で寝るか。焼けるの怖い。


さーて寝るかな。


「あんた何してんの?」


「腹が減って力が出ないから寝る。」


「弁当ないの?味に自信ないけど弁当あげようか?」


「うゆ。ちなみにこれは、とあるメッセージアプリで入力ミスしやすい単語に当たるものだ。カッコ、当社比。」


「黙りな?」


「うゆ。」


「ほんとに黙るのやめな。」


「うゆ。お腹すいたよ。ママ」


「だれがだ。だれが。」


その後、美味しいものをたくさん食べさせていただき嬉しかったです。で、


「あんたさ、この前の件なんだけどほんとにきてくんないの?」


「いや、いくけど。」

この前の件ってあれだろ家にこいってやつ。ラブコメ始まるかもだからね。

行くに決まってるじゃないですかやだー。


「でも、夕食も作らないといけないから長居は出来ないんだよね。」


「ん?それなら、うちでご馳走するけど?」


あっはー。ありがてぇ。でも、薬飲まないとな。


「嬉しいです。今度からママと呼ばせてください。」



「え?きもちわる」


あ、またヘモグロビンを以下略。


その後、全力で慰められて、双丘の柔らかさを堪能しましたとさ。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ずるいなぁ。幼馴染だからってあんなにくっつけて。」


私は彼の前では素直になれない。そんな自分の忌々しい不肖を呪うのだった。


いつか、この思いが伝わりますように。


屋上の扉から離れ、生徒会の仕事に戻ってしまう自分が嫌いだった。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



幼馴染がいない作者にとって羨ましいと思いました。チャンチャン(?)


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