第5話

「おまえ...。よく、俺の両親が出張でいないこと、知ってんな...」


「あのね、シンジ。早く開けて。

寒いのよ。私...」


「待ってろ...。いま、鍵を開けるから」


ガチャリとドアを開けると。


幼馴染が、全身びしょ濡れで立っていた。

想像していたが、制服はスケスケだった。

ま、もっとも、スカートは大丈夫だけど、

上半身が、白いブラウスだから、

大変なことになっていた。

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