自分とは違う相手を知ること

第一章まで読了しました。

異性じゃなくて同性を好きになる。それは、私がこれまで体験したことのないことです。

文学の良いところは、自分とは立場の違う人間の視点を読み取ることで、自分とは違う誰かの人生を体験できることだと思います。

この作品の主人公の心の動きは、リアルで、苦しくて。翔くんと出会うまでの人生は、とても悲惨なものでした。

人と違うことがどうしていけないのか、なぜ、排除されなければいけないのか。この作品を読むことで、自分とは違う誰かも生きた人間で、痛みを感じること、苦しんでいることを、少しでも多くの人が知ってくれたらと思い、レビューを書きました。

是非たくさんの人に手に取って欲しい作品です。

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