男女「区別」について少し真面目に
今回は少し評論風に真面目に、男女差別について話していこうと思います。
最初に話しておきますが、「女性だから減給」とか「妊娠したから降級」とかは、不当な場合私も認めません。そのことは誤解しないでください。
今回はそれとは少し違ったベクトルで話を進めていきたいと思います。
先ず、なぜ私が男女区別と表現しているかについて話していこうと思います。
元来男女間には、超えられない壁が存在します。それは、生物学的なもののことです。例えば、男性は生理痛に悩むことはありませんし(生理時のイライラは男性にも存在するようです)、女性が下腹部の急所を蹴られて悶える方はありません(まぁ下腹部を蹴られれば誰でも悶える気がしますが)。また、男性ホルモンは筋肉を、女性ホルモンは脂肪を司る性質があります。そのような身体的な差分はどうしようもありません。
また、これらの身体的差分によって、精神面でも男女間に差分が起こります。男女それぞれにしかわからない感情が存在しますし、男女それぞれにしか通じない話も存在します。このこともどうしようもないでしょう。全部が全部そうだというとステレオタイプのようであまり良くありませんが、実際そういう風な偏りが存在することは事実です。
また、男女間の「ステレオタイプ」、所謂「先入観」が存在するのも事実です。「男性は力仕事ができる」「女性は家事系統ができる」と言ったもののことですね。これに関しては、男女問わずそのような体験をする人が多く存在し、それを通じて男女を区別しようとしたり、仕事の分配などを行ったりするためには仕方ないことなのではないかと思います。
結局のところ、上記の理由で男女間の区別が存在するのは、仕方のないものなのだと思います。実際問題、高校体育でのノルマなんかは男女間で差があったりしますし、そのようなものを私たちは「区別」として黙認してきています。
では、それらを超える男女間の差別のようなものについて話していきましょう。
例えば男性に対してありがちなステレオタイプである「力仕事」についてです。これは、上の話でいくと、男性ホルモンが筋肉を司る以上、そのように向けられた体が男性の方が出来上がりやすいので、男性の方が向いている、ということになります。
しかし、これには勿論例外が存在します。女性でも力仕事ができる人はいます。某霊長類最強な方などがその例に当てはまるでしょう。また、男性でも力仕事に向かない人もいます。肺疾患などの先天性のもので、どうしてもそのようなものに向かない人などは、どうしようもありません。
これに関して不当とされるのは、それらの例外的な存在のことを「女性のくせに男っぽい」「男性のくせにひ弱」と評されることなのだと思います。それは、例外の方に失礼ですし、頭の弱い方がする冷やかしのようなものに落ち着いてしまいます。
また、このような例外が存在するにも関わらず、仕事の割り振りなどで「男性は」「女性は」と区別するのも不当に当たるかもしれません。仕事などでしたら、できない男性よりできる女性に任せるのが妥当ですし、お互いのためにそちらの方がいいでしょう。
但し、その場合は、上の方で説明した男女間の区別は成り立たなくなってしまいます。言い換えると、高校体育のような場面で黙認されてきたのようなものを、男女混同同一のものとして扱われるということです。
結局どういうことかというと、男女区別には、曖昧な部分が多く、結果男女差別という言葉が都合のいいように扱われてしまっているということです。そのようなことがあっては、認められるものも認められにくくなってしまいます。
「差別」と「区別」の差をしっかりと把握して、それらを正当な方向に使う必要があるのかもしれません。
今回はこんなところ、脈絡のない文章ですみません。私は今度はみなさんに話を振る番です。みなさんはどう思っていますか。
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