〜Summon*Rider*System〜

d雷⊙人⊙風b

第1話 テストプレイ・ジジヌキ

オレの名前は『乗継翔のりつぎ しょう

有名ゲームクリエイターを数多く排出してきた専門学校の1年生だ。

入学してから3年間で、この学校で取れる全ての単位を取得した。

ん? おかしな言動があったかな?

今はいい。 聞き流しておいてくれ。

今ようやく自作ゲーム機とゲームプログラムが(ひとまず)完成したところだ。


オレ「先生! よーやく、よーやく完成しましたぁ!」


先生「おお! 乗継くん。 この4年間、長かったなぁ〜」


出板でいた「乗継同輩、テストプレイしても良いすか?」


梅渡ばいと「私もプレイしたいなぁ〜」


女神めがみ「ワテにもやらせ〜な!」


オレ「構わないけど、ゲーム機装着してくれないと動かないよ? それに、動いたとしても……」


みんなのせがむ視線に圧され首筋に貼るタイプのゲーム機を2枚ずつ渡した。


出板でいた「コレが、ゲーム機? 随分と斬新なことしましたね。 まさかゴーグルやコントローラーも無しとは……」


女神めがみ「首に貼った訳やけど、コレから…… !?!?」


3人「「「うわぁッッ!!」」」


【〜Summon*Rider*System〜】


先生「どうした!」


梅渡ばいと「目の前に文字が出てるんです。 サモン、ライダー、システム?」


オレ「そう。 オレが追い求め探究し掴んだモノ。 それ即ち、ゲームの現実化! 名はオレの本名から採って 【〜Summon*Rider*System〜】」


出板でいた「先生、オレ、これまでゲーム色々手を出してきましたけども内容見てないだけで超絶鳥肌立ちまくりすわ!」


梅渡ばいと「早速プレイしたいんですけど、その、コレ説明無いと動かし方、さっぱり分かりません。 残念ながら直感的に操作出来る現代のゲームからしたら、、、いずれ廃ります」


オレ「ノンノンノン梅渡ばいとさん。 オレはシステムについてもしっかりと拘りぬいていてNumber.1の天下をトる気でいるよ」


梅渡ばいと「でも、だったらどうやって……」


オレ「このゲームは基本的に全てのゲームプログラムに対応させているよ。 その状態で、、、 ふむ。コレでいいか」


女神めがみ「と、トランプ〜?!」


オレ「5人でジジヌキしよう。 先生もっ」


先生「ん? ああ。たまにはシンプルな真剣勝負もいいかな」


〜ー・ー〜ー・ー〜ー・ー〜ー・ー〜ー・ー〜

ココから真剣な勝負が始まります。

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