異世界交差

御等野亜紀

第1話

かなり未来のとある異世界たちの形


ふーっ

今日の成形受注はだいたい終わったかなというころ

社会復帰の職業訓練中の私は返される


人口太陽で守られた私の星は

日が沈む事をしらない

それ故、窓には透明感などなく

人口灯で起床と就寝を管理する


世界は平らで世界の端を見たものは誰一人いない

なんらかの結界が貼られ

一定の場所をくぐると一定の座標に移動する

なので世界を1周することはできるけど

誰も端をみたものはいない


世界は異世界の人々であふれている

とある時、偉大な人が

パラレル間を自由自在に行き行きできるようにした

と言ってもあらゆるとは行かない

自分の世界の過去未来ifには行けないし

異世界もこの世界の人々が考えられる範疇は超えない

想定内の範囲とは対応できうる範囲であり


お互いの世界が壊れずに生きていく防御システムのひとつでもある


それでも、ともかくいろんな世界にいろんな人たちが

出入りしているわけだ


ただ出入りできるのは魂レベルの形なので

各世界で肉体が与えられる


私の世界では科学というもので

細胞単位から作り出される体

その工場で私は働いていた

作り置きのため異世界人の顔立ちのパターンは少ない


これが魔道系世界になるとその場で思い通りの姿を

作られ見た目だけでは異世界人だとわからない世界もある


人々は夜な夜な、休みの限りをつくすものも居るがを

異世界で過ごせる


私の日常もそうだった


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