第2話 市民プールにバニーボーイたち

 今日は仕事が休みなので私は市民プールに来ている。ああ、私はひとりぼっち、なんて悲しい女なのかしら。私はプールの方を見る。


「アハハ☆ 待てよー☆」


「アハハ☆ 待たないよー☆」


 さて、私はこの市民プールの状況をひとつずつ理解しようとする。まず始めに、ここにもバニーボーイたちがいっぱい居る。そして、バニーボーイたちがプールの中で追いかけっこをしている。それから、バニーボーイたちの服の色が白である。これは白水着みたいなものかしら? 私は暑さと目の前の天国にくらくら~ってなっております。お姉さんはもう悲しくないです♡


「あっ、引っ張るなよ☆」


 な、な、なんと! 片方のバニーボーイが相手のバニーボーイの服の胸部分を引っ張っているではありませんか☆ み、見えちゃう! ダメよ! プールでバニーボーイがそんなところを見せちゃうなんてダメよ! ああ、引っ張っております! み、見えちゃうよ! バニーボーイの大切なところが♡


 私は市民プールで生き天国を見ます。私もプールですいすい泳ぎます。バニーボーイたちのかわいらしい行動に私は挙動不審になっております。ああ、暑いのも悪くはありませんね☆


続く

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