第7話 贈り物

2人で会う時は大体私がスイーツを買っていたから今回もそうした。

百貨店の中のスイーツは大体制覇したと思う。何故私がスイーツ担当?になったかというのは、彼とまだデートし始めの頃に、彼がいつもケーキやプリンを買ってきてくれていて素敵だなと思い私が買う様になったのだ。相手を想って何かを選ぶなんて、こんな素敵な幸せな時間はないなと心底思った。世界中の大富豪も言っているが人間は誰かの役に立って初めて幸せだと思えると。だから徳を積む事や寄付、ボランティアなどは本当に理にかなっている。

ただ相手を幸せにするだけではなく自分も満たされるから。

彼が時間ピッタリに迎えに来てくれた。相変わらず、時間にキッチリしてるなぁと感心。ありとあらゆる数字に強い事に尊敬する。

今日はホテル行くか〜?家か〜?

ホテルにする!久しぶりだから。



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