第3話 某日

"これより、イージス春風の代艦の検討会議を行います。では、総司令官。"


出席は 防備庁庁官 

    統合幕僚長総司令官

    海防備長官

    海陸団団長

    装備調達局局長

    技術局局長

    財務局長


(局は防備庁に所属している)


(防衛庁庁官は防備省大臣の指名で首相が任命する。各省の庁官は大学時代、学部にてそれぞれの庁官資格を取っている。)


改革によって装備調達の方針変更が行われた。軍拡が影響してる。出来るだけ国産とされた軍事装備を、新政権は友好国間の秘密同盟による軍事機密保持協定を結んで軍事産業分業を行うことにした。なので、低コストに装備調達を行うことができた。また近年、シアの軍拡が激しく、尖った兵器調達が求められる。

なので割と高額なプランもとびだした。

 プラン1 双胴イージス

 プラン2 通常イージス

 プラン3  原子力イージス


有力視されたのは1だった。安定性が高く、高速性において有利だから。

だが、技術的に遠洋航海に向いているか。つまり荒波にどうなるかという答えをは無かった。米でも沿岸部の警戒艦、フリゲートで精一杯だった。維持費もより高い。また、3は現実味がない。2だと尖ってないし、まだ使えるものがたくさん。

なのでプランの練り直しを行われた。

結果、単胴の航空イージス艦つまり戦闘機搭載したイージスとなった。


後部甲板に通常はヘリポートだけだが、大型外部エレベーター二つ、線対称に配置。

ヘリ一機とVTOL戦闘機を四機搭載。もちろん、イージス艦としての機能もある。軍艦としては初めて無段変速機を採用した。戦艦の船体設計も大いに参考にされた。



 Aegis

 aircraftcarryer

 battlelship

通称 acb


諸元


55口径15.2センチ砲 

         一基一門

イージス装置

VSL装置

SSM装置

電波探知妨害装置

潜情報処理装置

      それぞれ一式


短魚雷水上三連発射管

(短魚雷 はMK46で、水上艦にも攻撃可能に改造)

          

SEA Ram 一基

CIWS 三基

チャフロケット発射装置

MOD

FAD


格納外部エレベーター 二基


VTOL戦闘機 四機

マルチタスク 哨戒.救難ヘリ

           一機


主機 

ブラシレスモーター 2基

ターボエレトリック 電気推進方式。


発電機

ツインターボ

ガスタービンエンジン 四基

ブラシレスモーター  四基


9メガワット 8キロボルト

        発電可能



トランスミッション

機械式ベルト方式

無段変速機    2基


電気式変速機 


(配電盤上での無段階の、交流のパルス制御と可変抵抗による回路上の電流制御による疑似的な変速機)


推進機構

可変ピッチ二重反転プロペラ


速度 28ノット

出力 約二万馬力


排水量 三万トン近く


"あくまでもリアルなフィクションです。排水量も戦艦を参考にしてるので実際やってみると差が激しいと思う。"



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