第6話 なんもないを造り出しているのは自分か、って話。

休日。


ちょっと珍しく小説を借りてきて、読んだ。


ちょっと読んだとこ、ろ。




ふぬ。


いいね。


昔の、馴染みの地を舞台に、小説を紡ぎ上げるというのは。


憧れる。



憧れていた。


ほんま。






昔、ぼくは。


そうね、いろんな『昔』があるけれど。


『書くこと』に目覚めた頃、の昔に。





「いろいろ書けたらいいのにねぇ」って、記憶の景色を思い起しては、書けない。


って。


書けもしない、っていう。







やっぱ小説は、構築していく力量が、物を言う。


物語、って、なんだろね?




ストーリーって、なんだろね。





書きたいこと、今、特にない。




って。



駄文を、連ねて、いる昨今。









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