第10話 春

わたしの名前は望月小百合。

 小学五年生になったばかりの普通の女の子です。


 去年まではお母さんとお父さんとわたしの三人で一緒に暮らしてたけど、ある日突然お父さんが出ていっちゃったので今はお母さんとの二人暮らしです。

 お母さんは最初はお父さんのことが好きだったけど途中から嫌いになったそうです。

 わたしはお父さんのこと好きだったんだけどなぁ………。


 そんなことがあってもう一年くらいが経ちました。

 二人だけの生活にも慣れてきました。

 お母さんは昼間だけでなく夜まで働くようになり、わたしは学校から帰ったら一人で夕ご飯を食べる鍵っ子になりました。

 お母さんと過ごす時間は減りましたが、家にはお人形が沢山あったので寂しくはありませんでした。

 ………いや、やっぱり寂しかったかもです………。



 そんなある日のことでした。

 学校からの帰り道で、変なオジサンが知らない女の子を路地裏に引っ張り連れていこうとするところに出会ってしまいました。

 わたしは誘拐だと思い、ランドセルに付けていた防犯ブザーを鳴らしました。

 変なオジサンはビックリして何処かに逃げて行きました。


 わたしは地面にへたり込んでいる女の子に声をかけました。


「あの……だ、大丈夫……ですか……?」


 女の子は無言でわたしのことを暫く見つめていました。なんだか不思議な雰囲気の女の子でした。


「が……外国の人ですか………?」


「……………?」


 白い髪に赤色の眼をしたその子はわたしの言葉が分からなかったみたいです。

 女の子はゆっくりと立ち上がり、ニコッと笑顔を見せてくれました。

 そしてすぐに何処かに行ってしまいました。

 わたしは(O.O)みたいな顔をしたまま、その場にポツンと取り残されました。



 翌日、学校のホームルームで最近不審者が目撃されているので必ず集団で登下校するようにと先生から話がありました。

 きっと昨日の変なオジサンのことかなと考えながら、わたしは一人で家に帰りました。

 わたしに友達は一人もいませんでした。

「片親」だからみたいです。


 その日の帰り道は空に雲がかかり薄暗くてちょっと不気味な感じでした。

 昨日の変なオジサンに出会わないように周囲を見回しながら帰りました。

 なんとか無事に家まで辿り着いたわたしは、いつも通り玄関の横にある鉢の下に隠してある合鍵でドアを開け、家の中に入りました。


 普段通り一人で夕ご飯を食べてから宿題をさっさと済ませ、お風呂に入りました。

 身体を洗い湯船に浸かってからわたしはぼーっと物思いにふけっていました。


(あの女の子…変わった子だったなぁ…。)


 天井を見つめながら昨日の女の子のことを思い出しました。

 ふと顔を下ろすと、浴室の中にその女の子が裸で立っていました。


「へ……?うわぁッ!」


 いきなり目の前に現れた女の子を見て、心臓が飛び出るかと思いました。

 まるでアニメに出てくる瞬間移動みたいでした。


「お礼……しにきた……。」


「!!」


 昨日は一言も喋らなかった女の子が、小さな声でボソッと言いました。


「に、日本語喋れたんだね……!」


 わたしは動揺しながらも会話が通じることに喜びました。

 しかし喜びも束の間、女の子はわたしが浸かる浴槽に入ってくると、おもむろに抱きついてキスをしてきました。


「んんんッ!!?」


 突然の行為に理解が追い付きませんでした。

 同い年くらいの女の子に抱きつかれてキスされるなんて生まれて初めての経験でした。

 女の子の赤い瞳がすぐ目の前にあります。その眼は宝石のように光輝いていました。

 慌てふためくわたしの足が栓のチェーンに絡まり、栓が抜けてお湯がなくなっていきます。

 お湯が全て流れきった浴槽内で、わたしは女の子に色んな場所を舐められました。

 わたしの汚いところもです………。

 でも、不思議と嫌ではありませんでした。むしろ、とても気持ちが良いと感じていました。

 わたしって変態なんでしょうか………?


 女の子はわたしの身体を一通り舐め終わると、自分の股間を指差しました。

 そこには女の子にある筈のないものが生えていました。

 わたしは一瞬男の子だったのかと思いましたが、その子は顔も胸も確かに女の子そのもので、股間に付いている太い棒が一層違和感を出していました。


 女の子はわたしに目配りすると、ゆっくりと股間に生えたおちんちんをわたしのアソコに入れていきました。


「い………ッ!!」


 少し痛みを感じました。股間を見ると少しだけ血が出ていました。

 女の子のおっきなおちんちんが、どんどんわたしの中に入ってきます。

 今まで感じたことのない気持ちよさでした。以前学校の男子におっぱいを触られた時とは比べ物になりませんでした。

 女の子のおちんちんが出たり入ったりを繰り返します。

 段々と気持ちが昂るのが分かります。

 気が付くとわたしは自分のおっぱいを揉んでいました。勝手に手が動いていました。


 浴室内にグチュグチュと気持ちの悪い音が鳴り響きます。

 おちんちんの動きが更に激しくなります。

 わたしはよく分からない感覚に包まれながら意識が朦朧としてきました。

 そして、おちんちんの先から何かが出てきたと同時にわたしも気持ちよくなり過ぎてお漏らしをしてしまいました。

 でも何故かおしっこの匂いはしませんでした。

 わたしは急に眠くなって浴槽の中で仰向けに倒れてしまいました。


 わたしの意識が徐々に薄れてゆく最中、女の子は笑顔で何かを話していました。


「……ゼント……部屋に………んでね……。」


「……………?」


 その言葉がよく聞き取れないまま、わたしは深い眠りにつきました。



 ※



 目が覚めると、わたしは裸のまま自分の部屋のベッドに横たわっていました。


「………あれ……?あの子は………?」


 ハッと気付き家中を探しましたが、あの子は何処にもいませんでした。


「………夢だったのかな………?」


 わたしは何気なく自分のアソコを覗きました。

 気のせいかアソコの穴が少し大きくなったような気がしました。


 結局、お風呂場での出来事は夢なのか現実なのか分からず終いでした。

 ………だけど、とっても気持ちのいい夢でした………。

 夢の続きみたさに、わたしは裸のままベッドに潜り込んでそのまま眠ってしまいました。


 女の子が言っていた言葉のことはすっかり頭から抜け落ちていました。



 翌朝、わたしは夢の続きをみることができずにがっかりしていました。

 あの女の子にもう一度会って、お話をしたかったのです。


「……友達ができると思ったのに………。」


 わたしは肩を落としながら朝の支度をして学校へ向かいました。



 普段と何も変わらない一日が終わり、わたしは帰路についていました。今日は一日を通して天気が良く、帰り道もあまり怖くありませんでした。

 今夜こそは夢の続きをみようと考えながら足早に帰りました。


 無事に家に着いた後、いつもと同じように鉢の下の合鍵でドアを開けようとしました。

 ところが、玄関のドアには鍵がかかっていませんでした。


「あれ……?お母さん鍵かけるの忘れて出ていったのかなぁ………?」


 不審に思いながらもわたしはそのまま家の中に入っていきました。

 今日もお母さんは仕事でまだ帰ってきていません。テレビを観ながら一人で夕ご飯を食べ、自分の部屋へ向かいました。


 部屋の電気をつけた途端、わたしは自分の目を疑いました。

 部屋の中がぐちゃぐちゃに荒らされており、洋服タンスからはわたしの下着が全て飛び出していました。

 わたしは何者かが合鍵を使って家に侵入したことを悟りました。

 わたしは恐怖のあまりその場を動けないでいました。

 そしてわたしの視界の端に映るベッドの下から、見覚えのある人物が出てきてわたしに歩み寄ってきました。


 一昨日の学校の帰り道で出会った変なオジサンでした。

 オジサンはわたしの行動を見張り鍵っ子てあることを突き止め、わたしをターゲットにしたのでしょう。

 ………それとも、一昨日邪魔をされたから怒っているのかもしれません………。


 オジサンは部屋の内鍵をかけ、わたしを無造作にベッドに投げ飛ばしました。


「うっ……!や、やめてください!警察を呼びますよ!」


 必死に訴えかけますがオジサンは無視をしてわたしに馬乗りになり乱暴に服を脱がし始めました。

 きっとオジサンは知っていたのでしょう。

 わたしの家が携帯電話も持てない貧乏な家庭だったことを。

 そして、わたしが片親でお母さんは仕事に行っていて今ここにいるのはわたし一人だけだということを。

 昨日の朝から晩までわたしの家のことを調べていたのでしょう。

 こんなことをするだけの為に。


「いやぁ!やめてぇ!誰か助けてぇぇッ!!」


 わたしは助けを求めながらオジサンをポカポカと叩きましたが大人のオジサンには全く効かず、そのまま下着も全て引ん剥かれてしまいました。


「いやぁぁぁぁぁあッ!!」


 わたしは身体をガッチリと押さえつけられ身動きひとつとれませんでした。

 オジサンはわたしの身体をジロジロと見回してニヤリと嫌らしい表情を浮かべました。

 オジサンはわたしの上で服を脱ぎ始めました。


 わたしは昨日のお風呂での出来事を思い出し、これからオジサンがやろうとしていることに気付きました。

 そして、また気持ちよくなれるのかと少し期待してしまいました。

 だけど今回は何故かすごく怖く感じていました。

 あの時も半ば強引な行為でしたが、わたしのことを考えてあまり痛くしないようにしてくれていた気がしました。

 愛情のようなものを感じました。

 でもこのオジサンからは自分のことだけしか考えていない、わたしの身体をオモチャのようにしか見ていない自分勝手な感じがしたのです。


 全部脱ぎ終えたオジサンはわたしの両胸を揉みながらアソコに自分のおちんちんを入れようと腰を近付けてきました。


「ーーーーーッ!!」


 恐怖のあまり声も出ませんでした。

 これからこの醜いオジサンにオモチャのように好き放題されるんだと思うと、涙が止まりませんでした。


 オジサンの汚いおちんちんがわたしのアソコに触れようとしたまさにその時でした。


 目の前からオジサンが急に消えてしまったのです。


「……………あれ………?」


 先程まで感じていたオジサンの重量感がなくなり、存在事態がなくなったかのようでした。


「ど、どういうこと………?」


 次々と起こる異常事態に脳の処理が追いつきません。

 わたしは仰向けのままポカーンと口を開いていました。


 モゾ………


「………ッ!」


 突然わたしのアソコが小さな刺激を感じ取りました。

 ………といっても、ちょっとだけむず痒い程度のものでしたが………。

 わたしは上半身を起こして自分のアソコを覗いてみました。


 ……………驚きました。


 なんと、わたしのアソコの上に物凄くちっちゃなこびとさんが立っていたのです。


「あっ!もしかして……こびとさん……?」


 わたしは生まれて初めてこびとさんを見ました。

 それも自分の部屋で。

 感動しながらこびとさんの様子を見ていると、何やらちいさな声でキーキーと叫んでいるようでした。

 でも、こびとさんの声はあまりにも小さ過ぎてわたしの耳では全く聞き取れませんでした。


「こびとさん、わたしのお股の上で一体何してんだろう………?」


 こびとさんはちょこちょこと身体を動かしているようですが、わたしのアソコから一向に離れません。

 どうやら、アソコの隙間から抜け出せないみたいです。


「あはっ、こびとさんったら小さ過ぎてわたしのお股から脱出することさえできないのかなぁ?かわい~♪」


 こびとさんのことが愛おしくなったわたしは顔をお股に近付けました。お股の周りがわたしの顔の影で覆われました。

 こびとさんの声が少しだけ大きくなった気がしました。


「へへ、わたしのことが怖いのかな~?ただの小学生の女の子なのに……ふふっ、いいこと考えた………♪がお~怪獣だぞ~♪食べちゃうぞ~♪」


 ちょっとした悪戯心で、わたしはこびとさんの真上で大きく口を開けて食べる振りをしました。

 こびとさんの動きが激しくなります。

 とってもかわいいです。

 そうやってこびとさんと戯れていると、わたしの口からよだれが垂れてこびとさんの上にべちゃりと落ちてしまいました。


「あっ!ごめんなさい!」


 こびとさんはわたしのよだれに絡まりながらアソコの上に沿って滑っていきました。そして、アソコについている敏感な場所に流れ着きました。


「あんっ……!そこは………ッ!」


 こびとさんは必死に丸い場所にしがみつこうとしますが、その度に丸い場所に羽でくすぐられるような感触が伝わります。

 その痒くも心地よい感触は昨日のお風呂での行為を彷彿とさせました。

 またあの気持ちのいい体験ができる………そう思うと、何故かアソコがキュンキュンと疼きました。


 わたしが興奮してくると、アソコの丸い場所が少しずつ膨らんでいきました。

 それと共に唾液にまみれたこびとさんがその上で暴れだしました。


「あふぅん……!あぅぅ……なんだか気持ちがいいよぉぉ………!」


 あの時と同じときめきでした。

 あの時と同じく興奮して、呼吸が乱れて、身体が熱くなって、頭の中がめちゃくちゃになって………。


 あれ?でも何かが物足りない………。


 なんだった?


 あの時のわたしは何であんなに良い気持ちだったんだっけ………?



 あ、そうだ。


 なにかを挿れるんだった。



 わたしは急いで周りを見回しました。

 調度良いモノが身近にないかと手をまさぐりました。

 だけど近くには何もありません。


「………こうなったら………。」


 わたしは自分の右手の中指をゆっくりと丸い場所に近付けていきました。


 くりっ


「……ッ!!」


 身震いするような刺激が身体中をめぐりました。

 中指と丸い場所に挟まれたこびとさんが頑張って動き続けてくれています。

 無意識に中指をくりくりっとこびとさんごと丸い場所に擦り付けていました。


「やぁん……小百合ったら変態みたい……こびとさんをアソコに押し付けて喜んでるなんて………あん……でもすっごく気持ちいい………。」


 わたしは次第にえっちな気分になっていき、気が付くと左手を使って胸を揉みしだいていました。

 口から変な声を出して、よだれを垂らしながら、大股開いてアソコを弄くり回すわたし………うん、やっぱり変態かもしれないです。


 たっぷりと濡れたアソコ。

 これならきっと痛くはない筈。


 わたしは意を決して、左手でアソコを開きながら右手の中指をいい気分になることができる穴に近付けました。


「ごめんなさいこびとさん……もう少しで終わるから……ね………?」


 アソコから出た謎の液体で中指にべっとりと貼り付いたこびとさんはひときわ大きな声を上げながら穴の中へと消えていきました。


 ずぷっ………


「……あぁ…ん……ッ!これ…だ……ッ!」


 思った通りでした。

 昨日感じたあの感覚です。


 あの子の時はもっと気持ちが良かったけど、代わりにこびとさんがわたしのアソコを刺激してくれる。

 あの子みたいにおちんちんはないけど、わたしの指でも充分気持ちいい。


 きっとあの女の子はこの気持ちよさを教えてくれようとしたのかな?

 オジサンから助けたお礼として……。


 でも、浴槽の中でわたしが眠る前に何か言ってたような………。部屋がなんとか……うーん……思い出せない………。



 ま、いっか。


 中指をゆっくりと奥深くまで挿れて指を壁に擦り付けると、こびとさんの動きが中から伝わってすごく興奮しました。


 中指を穴から抜いてもう一回挿れると、またあの気持ちよさを感じました。


 こびとさんを壁に擦り付けると動いてまた興奮しました。


 中指を抜いて挿れるとまた気持ちよくなりました。


 こびとさんを擦り付けるとまた興奮しました。


 中指を出し挿れするとまた気持ちよくなりました。


 こびとさんで擦るとまた興奮しました。


 指を出し挿れしてまた気持ちよくなりました。


 こびとさんでまた興奮しました。


 指出し挿れでまた気持ちよくなりました。


 こびとさんで興奮しました。


 指で気持ちよくなりました。


 こびとさんで興奮して。


 指で気持ちよくなって。


 こびとを押し付けて。


 指でこねくり回して。


 こびとで感じて。


 指で感じて。


 こびとと指で感じて。


 もうどうでもよくなって。


 アソコに力を集中して。


 一気に締め付けて。


 快楽に身を委ねて。


 わたしは。


 あの悦びを噛み締めた。



 ※



「……ふぅぅ………疲れた………。」


 呼吸を整えながらわたしはベッドに倒れ込んでいました。

 全身汗だくでベッドのシーツもべしゃべしゃでした。


「……はぁ……ひとりでやるのって結構疲れるんだなぁ………あ。」


 わたしは急いで飛び起きると、アソコに指を挿れて確認しました。


「ひとりじゃない……こびとさんがいたんだった……こびとさんがいたからわたし、こんなに気持ちよくなれたんだった………。」


 こびとさんを見つけようと奥の奥まで指を挿れて探しましたが、結局こびとさんを見つけることはできませんでした。



 指で穴の中を傷つけてしまったのか、中指には少しだけ血がこびりついていました。



 翌朝、わたしの部屋は綺麗に片付いていました。めちゃくちゃに荒らされた部屋も、突然消えたオジサンが残した服も、更にはベッドのシーツまで。


「………(O.O;)」


 何が何だかさっぱりでした。

 一昨日から摩訶不思議なことが起き過ぎて、夢と現実がごちゃ混ぜ状態でした。

 でも、うかうかしてはいられませんでした。

 今日も学校があるのです。


 教室に入ると、クラスのみんながざわついていました。何かあったのかと考えていると教室に先生が入ってきました。


 先生の話しによると、噂の不審者の居所が分かったようです。でも不審者本人は不在で、未だに行方が分からないそうです。

 一体何処へいったのでしょう………。



 学校から家に帰ったわたしは、すぐに自分の部屋に向かいました。

 こびとさんが何処へ消えたのか探す為です。

 部屋の隅々まで探しましたが、やっぱり見つけ出すことはできませんでした。


「はぁ……。こびとさん何処いったんだろ……。あの女の子も……ついでに変なオジサンも……。み~んなわたしの前から消えちゃった………グスッ………。」


 ここ数日の出来事のことを振り返ると、何だか涙が出てきました。

 急にまた独りぼっちになった気分でした。


「寂しいなぁ…友達欲しかったなぁ…。」


 ひとり部屋でメソメソと泣いていたその時でした。


「………ん………?」


 ふと床に目をやると、10センチ位の小さな街の模型が置いてありました。


「あれ?こんなのわたしの部屋にあったっけ………?」


 見たことのない模型に歩いて近づくと、何やら小さな声が聞こえてきました。

 どうやら声はこの模型から聞こえてくるようです。


「う~ん………?………あ………。」


 わたしが模型の前でしゃがんで顔を近付けると、なんとその模型の中に沢山のこびとさんたちがいたのです。

 数十人でしょうか………。

 みんなこちらを向いて何か声を出しているようです。


「わぁ!願い事したらホントに出てきたッ!神様ありがとう!……ううん、きっとあの子のお陰だ。あの子が自分の代わりにお友達のこびとさんたちを届けてくれたんだ……。ありがとう………名前の分からない女の子………。」


 わたしはあの女の子からのプレゼントに感謝をして、小さな模型に手を伸ばしました。


模型の中のこびとさんたちが、大きな声でわたしを歓迎してくれました。

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