ごきげんよう、そうか、島崎くんは社会人としての経験もそうですけれど、こう言った酒席での社会人の社交と行動は未体験なんですね(親戚一族の宴は経験されているでしょうが、やはり職場での宴とは全然違うでしょうから、なにせ利害関係しかない宴ですもの)。
ひとりの男性として酒の上での異性への狼藉に怒りを覚えるのは素敵ですけれど(もちろん人間社会ではセクハラ、アルハラが問題視されて久しく、徐々にそれを是正する風潮になりつつありますが、妖怪社会ではどうなのでしょうね?)、今自分が潜入中でしかも女性に化けていることを忘れずに、ですね。
米田さんが言っていた鳥妖怪は哺乳類妖怪を見下しているという件、雷獣さんって、ほ乳類さんなんですよね?(あれ、違うかしら? 空を征くイメージだから鳥なのかしら?)
なんだか島崎くんがその言葉に必要以上に囚われているような気もしますね。
トラブルにならなければ良いのだけれど(また保護者目線)。
作者からの返信
斑猫です。
いつもより文字数が少ないエピソードでしたが、丁寧なコメントありがとうございます。
社会人1年目の島崎君、もちろん社会人の酒席の社交は初体験ですね。兄姉たちの話を聞いていたかもしれませんが、話を聞くのと実際に参加するのとは違いますし。
妖怪社会は人間以上に実力がものを言う世界なので、人間社会よりも性別によるハンデとか差別が無いと思いたいところです。とはいえ、島崎君は立場を忘れて憤慨していた模様。ハーレムを目指していた事は忘れていたみたいです。
説明が不足していたかもしれませんが、雷獣は哺乳類妖怪で問題ありません。ハクビシンやテンみたいな姿だと思われます。
鳥妖怪が哺乳類を見下すという事を島崎君が意識したのは、鳥妖怪のウェイター君の発言(獣妖怪の「オス」「メス」という言い方)に起因するものですね。紅藤様(雉妖怪)ではそれほど感じなかった事ですが……その辺も後々の展開に絡める予定でございます。
社会人としてのお酒の席は初めての源吾郎君がなんだか初々しかったお話です(◕ᴗ◕✿)
今は女の子ですものね……これが男の子の姿だったら、他の男性妖怪達とお酒の席の本音トーク(?)とかも経験できたのでしょうか?
個人的に紅藤様や萩尾丸さんが酔い潰れたときにどうなるかが知りないなぁと思ってしまいました(笑)
作者からの返信
斑猫です。
いつもコメントありがとうございます。
そうなんです。島崎君は18ですし、お酒の席は初でした。普段の青年姿だったら男性妖怪たちの飲みにケーションもはかどりそうですね。
紅藤様と萩尾丸先輩の酔いつぶれた姿……紅藤様はすぐに寝てしまうか、そうでなければヤバそうな感じになりますね(笑) 萩尾丸先輩は……酔うのかどうかが謎です。