ごきげんよう、島崎くん、仕出かしてしまいましたねぇ。
うん、これはちょっとしたウッカリから派生して焦りからあれよあれよと言う間に悪手の連続と言った感じでした。
でも千絵さんが大人で助かりましたね。
というか、前回の仲直りの時からそうでしたけれど、落ち着きのある大人の対応に救われた感じでしたね。
仕方なく、こうなれば千絵さんを遠ざけておいたほうがという考えは理解できますけれど、この辺りも冷静に考えればもっと良い考えが島崎くんにも浮かんだでしょう。
島崎くんは、戦闘も人間関係も、やっぱり経験不足なのかも知れませんね。
斑猫様の創作論で書いていらっしゃった主人公の描き方、間違っているかもしれませんが、この作品での島崎くんの描き方もそうか、意図的にだったのかとと頷いてしまいました。
作者からの返信
斑猫です。
拙創作論も絡めたコメント、ありがとうございます。
そうですね、実は島崎君に関しましては「善良な好青年」という書き方ではございません。そもそも善良な性質であるならば、この物語は始まっておりませんからね(笑)恐らくは兄姉たちと同じく大人しく大学進学を行っているかもしれません。
仰る通り、この悪手を回避する手段は冷静に考えればあった訳なのですが、それに気付かなかったのが島崎君らしいですね。おのれを遠ざけるための演技は彼なりの思いやりだったのでしょうが、確かに千絵さんの方が大人でした。
やっぱり部活で一緒だった事もあり、相手の性格も把握していた感じですね。
色々と未熟極まりない島崎君ですが、今後とも見守っていただければ幸いです。
第五幕はこれで終了ですが、二、三話閑話を挟んだのち、第六幕に進む予定でございます。
千絵さんと仲直りできたと思ったのに、源吾郎君ったら(^-^;
千絵さんを思っての演技でしたが、逆に気を遣われてしまいましたね。
千絵さんが弟をあやすお姉さんに見えてきました。
ハプニングが起こったときに普通の人間に対してどうやって接するかも課題ですね。
作者からの返信
お久し振りです、うぱ子様。斑猫です。
いつもじっくり読んでくださって嬉しいです。
普通のお話ならば千絵さんと仲直りしてめでたしめでたし、となるのでしょうが、このお話は試練に試練を重ねる展開が珍しくないのでこうなりました(笑)
島崎君は千絵さんの事を友達・仲間と思っておりまして、あの演技も彼なりの思いやりだったのですが……演技に酔っていた節はありますね。千絵さんも演劇部等々で3年弱行動を共にしていたので彼の心中を見抜いたみたいです。
二人は一応同級生なのですが、姉弟に見えてしまうのも致し方ないですね。
島崎君は3月生まれですし、そもそも女の子の方が早めに大人になるみたいですからね。
そして確かに、ハプニング時の普通の人間への接し方も学習しないといけないのかもです。