ごきげんよう、萩尾丸先輩、サラリと、けれど現在の島崎くんの抱える課題や問題点を皆まで総ざらえしてくれましたね。
前回のコメントへのご返信でも説明して頂けましたが、雇用契約を基本とする主従の関係を結ぶとなれば、まだ新社会人数ケ月目の島崎くんには確かに無理なお話ですね。
かと言って、未だ戦闘経験もなく勉強中修行中の彼に、そんな昭和の時代の番長さんが手下を腕力で集めるのも無理でしょうし、第一現状での社会情勢では無理なのでしょうね。
萩尾丸先輩が何を意図して使い魔を勧めたのか、今回のお話で少し不透明になった感じですが、ひょっとしたら使い魔の話をネタに、島崎くんに自身の課題や問題点を自覚させて、そこを改善させよう、という狙いがあるのかしら、とふと思いました。
結構、萩尾丸先輩、会社組織の先輩、上司と考えるなら、良い上司ですよね。
作者からの返信
斑猫です。
いつもコメントありがとうございます。
仰る通り、萩尾丸先輩は「使い魔」という話を出す事により島崎君が現状を抱える問題点を指摘したかった……のかもしれません。少し話の流れが不自然に感じられたのであれば、それは私の力量不足ですね申し訳ありません。
実は数か月前から島崎君が彼自身の使い魔を得るという急展開は構想済みでして、そこにむけて話を進めていたという裏事情もございます。
本文と前回の返信コメントの通り、使い魔の「大多数」は雇用契約ですね。
恐らくは人間の術者の場合は、アレイ氏のように家に代々仕える使い魔とは別に職業的使い魔を雇い入れる場合は組合や組織の方から何割か負担があるのかなとも思っています。本編で詳細が語られるか否かは謎ですが。
そして島崎君が武力で妖怪を集めるのは不可能、という読みも当たっております。経験も少ないですし彼自身がそれを望んでいませんからね。しかも拙作の妖怪社会って「実力主義」であり人間たちの社会よりも法律が緩いと言えども自警団等の組織が目を光らせているので、中途半端な妖怪が暴れるのは難しいのですね。ある意味秩序が保たれている感じです。
萩尾丸先輩良い上司というご意見にはびっくりです。結構「上司だと厄介なヒト」というイメージが私の中にはありましたので。
ご意見有難うございます。
ではまた。
仕事における始業前の描写で、源吾郎君の考え方と萩尾丸さんの過ごし方の違いにて2人の違いが垣間見れました。
仕事に入る直前までプライベートの時間を大切にしている人に仕事が早い方が多いと感じていたので、すごくしっくりきました。
萩尾丸さんは今まで源吾郎君サイドで見ると、頼れるけどプライベートではあんまり関わりたくないタイプかもしれないと思っていましたが、今回いきってる自覚があるのが分かって、なんだかかわいく思えてきました(^^)
作者からの返信
うぱ子様
いつもコメントありがとうございます。始業前の描写という部分を拾って考察していただいた事にびっくりしました。確かに萩尾丸先輩は出来る社会人って感じですね。仕事の前からリラックスして余裕もありますし。
さて島崎君のみならず萩尾丸先輩まで可愛いとは……うぱ子様には本当に毎度拙作を楽しんでいただいて嬉しい限りです。
ではまた。