ごきげんよう、文明くんの代わりにトレードされた妖狐さんは、ちょっとお気の毒でしたね。
質問なんですが、使い魔(というと洋風ファンタジーの魔法使いの使い魔がすぐにイメージしてしまうのですが)と配下の妖怪(この組織だと部下?)は違うのでしょうか?
部下なら、育成してやがて一人前の妖怪になってまた違う仕事を任せたり更に部下を持って一組織の長になったり、だと思うのですが、使い魔というと、ずっとひとりの妖怪のお使いとして使役するイメージがあったもので。
萩尾丸先輩のお言葉だと、後輩の部下のチューターをせよ、と島崎くんに言っているように聞こえたもので。
もしもお答えが面倒なら流して頂いて結構です(次回以降を読めば立ち位置もはっきり判ると思いますし)。
次回も楽しみにお待ちしていますね。
作者からの返信
斑猫です。
いえいえ、質問も大歓迎ですよ!!
まぁ私個人としては萩尾丸先輩が苦労したと思っていましたが、確かに名も知らぬ妖狐が一番とばっちりを受けた存在ですね。しかも彼(彼女?)は萩尾丸先輩の直属の部下でもありませんし。
さて質問の回答なのですが、拙作に限って言えば使い魔も組織の妖怪の部下も大きな違いはない感じですね。どちらも妖怪たちの間では職業と見做されています。強いて申し上げますと、術者や人間に仕える場合、妖怪でも個人事業主(?)に仕える場合は使い魔と呼ばれるのかなと思っています。
と言っても、使い魔にもいくつか類型があるのも事実ですので、それは本文にて解説したいと思います。
ではまた。
源吾郎君の上目遣いシーンを想像して、笑ってしまいました(^^)
やっぱり昔からご兄弟にかわいがられてきたから、そのときの癖がでてしまったのでしょうね。
戦闘訓練で仲間に馴染むのに加え、使い魔を従える……新たな課題ができてしまいましたね。
使い魔と一緒に生活していくなかで、これから多くのことを彼は学ぶのでしょう。
作者からの返信
斑猫です。
島崎君の上目遣いという細かい所を拾って頂きありがとうございます(笑)
彼はまぁ目が細いのですが、案外可愛い表情をしてくれるのかもしれません。
年長者には慣れているけれど同年代・年下は苦手……と言うのはやはり幼少期の環境でしょうね。目上の相手には物おじしないように見えるけれど、同年代にはちょっと上から目線っぽくなってしまうという癖が出てしまうのですね。
学校でもちょっと苦労があったのかもしれません。
使い魔を従えるというのは一見すると自分が上位になったという感じに思えるかもしれませんが、きちんとその相手を思いやらないといけないので、やはり勉強になると思います。
果たして彼はどのような使い魔を得るのか……? こうご期待です。