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貴族

 爵位というものは時代が下るにつれ、大量創設されたり金銭で売買できたり僭称したりと、次第に権威が下がっていくもの……であるが、作中ではまだ称号と領地も直結していて人数も少なく、一定の権威が保たれている。


 ただ称号が領地の名(伯爵位以上の場合)であるため、叙された人の姓はまた別となる訳だが、そうすると格段に登場する固有名詞が増えてしまうという弊害……。仕方ないのだけれど。


 作中爵位持ちだらけで全く有り難みや希少性が感じられないかもしれないが、この時代の伯爵家と言ったら広大な領地と城と兵力を有しているので、その辺りも加味して息女についても「お嬢様」ではなく「姫」という表現を使用している。 

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