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裕樹と友里の選択への応援コメント
続きが早く読みたくてこっちに来ました。
斬新な設定、引き込まれる展開、楽しく読みました。ありがとうございます。
身に覚えがなく、自分がやるはずないと思うことをやったと認めることは到底できないこと。でも友里は状況証拠と自己分析により浮気したのは事実だ(ろう)という認識はできてます。ならば浮気に対するカタルシスやケジメはあったほうがなお良かったです。
夫の自分への愛は変わらずあることは文中で語られてます。ということは自分が満足する形で夫の愛が見えなかったのを、勝手に愛されてないと早合点したということ。挙げ句それに話し合いも向き合うこともなく、旦那さんに似た男を愛して、やってはいけないコトに及び、半年はそれを隠したということ。
それができたことを潜在的に内包してる人間としての反省が見えませんでした。それがあればより良かった。
愛している妻の浮気が確定する深い絶望の前に、まさかと思う疑念、絶対に疑ってはいけない相手を疑うことの罪悪感と戸惑い、明らかになるにつれそれがやり場のない怒りに変わる悲しみがあると思います。
それを含めて愛する人にさせてしまった謝罪が見えませんでした。それがあればより良かった。
裕樹は自らを省みて、変わり、強い絶望と屈辱をなかった形にして妻を赦しました。ならば赦される立場の友里はもっと省みて、自分も変わる決意のくだりはほしかったです。再出発にあたり、何らかの友里の覚悟を示す行動も。
追記:
返信ありがとうございます。返信に返信できないので追記します。
友里の感謝は読み取れました。
ただ独りよがりを含む自分の愛情に対するポリシーを既婚者になっても曲げず、やってはいけないことでもやってしまい、理由の正解を求めさせる友里は恐ろしいくらいの傲慢さと身勝手さを内包しており、裕樹はそれをキツイ形で目の当たりにしました。
読者の目線としてはですが、それに対する何らかのカタルシスが書かれ、裕樹は今後友里や自分の愛し方を疑わなくていい約束を手にしたことが明示されていれば、エピローグの「二人は全てを受入れ、赦すということで一番ハッピーである道を選び取ったんだ」により多く共感できるのではないかなと感じました。
追記の追記:2022.12.19
追記にご返信、ありがとうございます。
長くなりましたのでエピローグのところにコメントします。
別途追記:2022.12.24
思いや行動の背景や理由が追加されたこのエピソードを拝見しました。色々な話が回収され、ああそういう事だったかと、自分の読解力不足も感じながら読みました。
身に覚えがなく、理解もできない自分がしたことの理由を推測していくしかないという、皮一枚他人事で考えざるを得ない要素が、問題に向き合う二人にある種の冷静さを与えた描写に設定の妙を感じました。
冷静さをもって、友里は受入れ難い自分のしたことを自分ごとと受入れ、なかったこととするには許されない事をしたという意識を持ったんだと解釈しました。前のエピソードにあった「どうしてなかったことにできないのか?」から変化したのだと感じました。
自分も友里も結婚継続は望み、現段階で友里が自分だけを愛してることは信じるに足り、それを維持する処方箋も思い出した。加えて友里が受入れ難いことを受け入れて変化した。ならば裕樹の決断もありうると思えました。耐え難いわだかまりを我慢する必要まではなく新しい形で幸せを作り直せると思えたのだろう、と。
ただそれでも裕樹はギリギリの決断で選んだことに、友里は裕樹が受けた傷の深さと器の大きさを改めて感じただろうとも想像できました。
ありがとうございました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
なるほどと考えさせられました。
裕樹の許しに焦点が当たり過ぎて、それは疎かですね。
薬を捨てたことで許しのサインを見せてくれた裕樹に対して、友里も感謝はしていると思います。なにか明確な描写があればもっと良かったですね。
追記
エピローグを修正して追記しようと思ったら、追記されてましたね。
ありがとうございます。
大きく修正する時間が無かったので、エピローグを修正しました。
また読んで頂ければ幸いです。
追記
改稿の分まで感想ありがとうございます!
>耐え難いわだかまりを我慢する必要まではなく新しい形で幸せを作り直せると思えたのだろう、と。
ここが凄くポイントなんですよ。なろうの方では逃げと表現していた方もいましたが、私はやり直し、リセットだと考えてます。
裕樹と友里の選択への応援コメント
先が気になってこっち読みにきたけど
こう言ってはなんだけど理由が酷すぎる
どんな理由があるんだろうって気になって読んだけど
結局まんま浮気女でしかなかった
記憶戻さないも嫁に都合が良すぎるし
気持ちも体も全部持ってかれてましたって事で主人公が惨めすぎてヤバい
作者からの返信
感想ありがとうございます!
こっちに書いて貰ってありがたいです。
理由は引っ張り過ぎて期待感を煽ってしまったのはホント申し訳ないです。
記憶戻さない選択をしたのは裕樹なので、私は全てのみ込んだ主人公を男らしいと思ったのですが、感じ方は人それぞれですね。
私の表現が未熟で伝わっていないかも知れませんが、友里の気持ちを全部持っていかれた訳では無いですよ。
素直に気持ちを話し合えたら浮気することも無かった筈ですからね。
編集済
浩司と妻、愛佳の過去への応援コメント
不倫をする人はどこか弱いんじゃなく頭のどこかが異常なんだと思いますよ。
編集済
エピローグへの応援コメント
前のエピソードの追記にご返信、ありがとうございます。
長くなりましたので、こちらに返信します。
エピローグ拝見しました。
自分は追記されたエピローグにとても共感が持てました。この結末にスッキリしました。
裕樹はそうする必要はないと思ってるけど、起こった事実に対してもう一人の自分がしたことと懸命に贖罪しようとし、そうとは言わない友里は、良くも悪くも一本気で、大事な事ほど言葉にするのが苦手な人柄なんだろうなと人物像が見えました。自分を曲げない一本気さの裏返しに傲慢さがありますし、別れると決めたらなりふり構わず、大事な事を言葉にせず突き進もうとしたかなと想像できます。
友里の人物像をガラリと変えるのではなく、人物像を維持しながら表に出る面がひっくり返ったんだという描写、短い追加で凄いなと思いました。
そんな友里の姿勢に裕樹も自分への愛情を感じ、感謝してるのが読み取れます。二人は愛情と感謝を渡し合いながら生きていくのだろうと思えます。とても幸せだから周りをも赦して生きていけるのだと思えました。
上に書いてきたようことを短時間で、最小限の追加で書けるところに文才を感じます。
陰ながら応援しています。一読者の感想に真摯に応えて下さりありがとうございます。
※なろうも拝見しました。不倫した妻や間男が実質無罰に見える形で元鞘に収まる結末は賛否が大きく分かれやすいと思います。
ただそれも、裕樹は器が大きく有能で、決定的な暇疵がないのにとても痛い目に遭い、無罰で赦すなんて割にあわなさすぎる、とSFだとは知りながら読者の思い入れが進むよう書けていた筆力ゆえだと思います。
やった記憶がない罪を状況証拠だけで罪と心から認め、誠心誠意贖罪するのはとても難しいこと。記憶を取り戻したあとに贖罪することよりもずっと。自分ごとに置き換えたらすんなりは受け入れられないのではないかと思います。
なのでその困難さを伴う贖罪が、もう一人の友里がした身勝手さと傲慢さに対する重めの罰なのかもしれないとはふと思いました。
作者からの返信
感想ありがとうございます!
元々こんな気持ちで二人は生活している設定でしたが、改めて読み返してみると全然表現できてませんでした。
自分の頭の中にはあるから、書いている時は気付きにくいんですよね。
だから指摘して頂いて本当に有難かったです。
私は自分が納得しないと改稿しない方なので、こちらこそ今回はありがとうございました。