どんな時も

自分という存在を

前に進めてくれる


辛い時

苦しい時

悔しい時


その場に止まることは

できても

後ろに下がることは

許さない



まるで「人生」みたいだ



まあ確かに

「人生」という名の

道を歩んでくれるものだから

そうなのだが


だとしても

身体的にも

精神的にも

自分の体というものには

この足というものは

必要なのだ


それにしても

地べたを歩いている

感触というものは

自分がちゃんと

「生きている」

ということを

感じさせてくれる


日頃

座りっぱなし

だから

歩くということは

あまりない


だからこそ

この地面を歩くという

感触が

自分は

ちゃんと

この世に

いるということを

実感させてくれるのだ

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