カーテンコール


(場が明るくなって、幕が上がる)



三重野晴(主人公)「いや~ やっと完結したね。みんなありがとう。」


高部希望(ヒロイン1)「わたしがメインヒロインのはずよね。途中からどんどん出番が減っていったんですけど。」


高橋香苗(ヒロイン2)「あらそうかしら。バイトの件があるから、それなりに出番あったわよね。」


希望「でも、シフトの関係で莉乃に出番を取られたりもしたしね。」


倉沢珠江(ヒロイン3)「そんなこと言ったら、わたしなんて一番少ないよ。だって、陸上部が忙しから、ハルくんと物理的になかなか会えないんだからね。その意味、香苗はずっと出てきたし、キスの回数も一番多くてずるいよ。」


白石真弓(片思い残念女子)「みんなはいいじゃない。私なんて、ずっと虐げられてたのよ。あまりに何度も退けられたから、コメントで、作者は白石真弓が嫌いなのか?なんて書かれたのよ。」


大岩若芽(敵の大ボス)「私なんて、単なる敵役、かませ犬じゃないの。結局いいところなしで終わったのよ。そのうえ、重い話だなんて言われて。それなのに最後は自宅謹慎よ。ひどくない?」


飯野加奈(風紀委員長)「若芽さん、大変でしたね。でも、私は若芽さんと抱き合えたから満足です。やわらかくって素敵でした。それに、新しい百合の窓を開いてくれて、感謝してます。」


雪度マリ(晴を呼びこむおとり役))「それは、私が絶妙に足をひっかけてあげたお陰だから、私にも感謝してくださいね。」


左右田勝男(五人パシリ)「おれのカメラマンとしての腕は評価されるべきだよな。」


莉乃(バイト)「かっちゃん、素敵! ところで私は名字なかったのよね~」


珠 純子(Afternoon Kissのオーナー)「でも莉乃ちゃんはバイト頑張ってくれたから、ありがたく思ってるよ。ついでに私も幸せだし。」



風見先生(秀英高校の国語教師、元生徒会顧問)「純子さん、時々お店手伝うからね。フルタイムでやろうかとしたら、純子さん断るんだもの。収入は違うところからあったほうがいいって。しっかりした良い奥さんになりそうだね。」」


山口 秀(生徒会長)「男性キャラとしては、僕のほうが風見先生より活躍したよね。」


若原 瞳(生徒会書記)「山口くん、素敵!イケメン!優しい!だ~いすき!」


香田みゆき(生徒会会計、忙しい女子高生)「あの縦読み、一目でわかった人が多かったみたいよ。まあいいんだけど。」


境和歌(料理部長)「サッカーおにぎり、作るの結構大変だったよ。海苔がうまく巻けなかったり、ラップにくっつくのよ。」


左右田麗奈(文芸部の部長)「私の書いた紙が、三重野くんのインスピレーションを刺激して、あのトラップになったのよね。陰の功労者でしょ? もう少し出たかったな。」


三重野笑美(本物の妹)「お兄ちゃん、忘れないでよ。家では毎日キスしてるじゃないの!あ、あとカナちゃんも思い出してね。」


勝田佳那(笑美の友人)「とりあえず覚えていてね。高円寺先輩とカップルになれて嬉しいわ。」


高円寺(お銚子者の同級生)「茶髪、巨乳、後輩でバッチリだよ。ありがとうな!」


晴「だいたいメインキャラは出てきたかな。」


遠藤(城北高校)「うちも忘れんといてな~。今はラブラブやから、まあええけど。」


カオル(オネエ美容師)「アタシも忘れちゃ嫌よ。最初出たときには、これから何度も出て来るのかと思ったのに、あとは階段のシーンだけね。ちょっと残念。」


香苗「これくらいでいいわよね。」


原中理恵(三大美女プラス妹の妹)「ふふふ。 真打登場ね。」


希望「この泥棒猫! 最後に突然出てきて、ハルくんを誘惑なんかして!女狐!」


原中「あら、いいじゃない。私がいたからこそ、HKHPがスタートしたのよ。恩人として感謝してもらってもいいくらいよ。三重野くんと初体験できなかったことは、ちょっと残念だけど、まだチャンスあるかもね。ふふふ。」


珠江「ぜったいにありません! そんなことするくらいなら、私が…」


香苗「ひんぬーは黙ってなさいよ。」


珠江「香苗、それ、ひどくない? デカけりゃいいってもんじゃないのよ!」


希望「二人とも、仲間割れはやめようよ。これから三人でじっくりハルくんを攻略すればいいんだから。」


晴「まあ、ほかにも長江とか、クラスメート(含む図書委員)とか、サッカー部の二人(1人は噂のみのチンパンジー)とか、プロローグに出てきた二人とかもいたっけな。」


小柳幸美(プロローグに出てきた女子)「最初に登場したのは私なんです。ちなみに、もう一人は一年生とだけで名前ないんですよ。」


晴「作者が考えなしにどんどんキャラクターを出すから、ちょい役ばかりで混乱しやすくて、読者に迷惑かけたんじゃないかなあ。」


希望「そんなこと気にしてたら書けないでしょ。」


香苗「だいたい、作者ですら混乱してたわよね。名前間違えたりして。」


珠江「まあいいでしょ。ちゃんと完結したんだから。」


晴「そうだね。というわけで、カーテンコールもそろそろ終幕だ。」


一同「皆さん、最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました!」


(全員で手をつないで礼をする。)

(クラッカーが鳴り、全員が手を振る中で幕が下りる。)




(幕が下りたあと、暗い中でスポットライトが当たる。)(


希望「できれば★くださいね。★の数だけ、私がこれからハルくんとキスできる、ってことになるらしいので…   ★をくださったかたに、イルカの加護がありますように!」





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