我々はなぜ小説を書くのか

【突然すみません。私が途中まで書きかけていた小説を完成させてくれませんか?】こんな依頼がきたら、貴方はどうしますか?

45人目という一風変わったタイトル、するすると読みやすい文体、そして依頼の真意、短編の中に小説の面白さがぎゅっと詰まっています。

自分に才能はないと思っている主人公が、なぜ小説を書くのか。それは多くの書き手に突き刺さる問いだと思います。その答えは読者になった皆さんが、この小説の中から見つけてみてください。