にちようび
失った日曜日が
向こうの角から笑いかけている
僕は手を振る
出会いとも別れともつかない顔で
僕らは川に盲目であり
その流れのとどまるところを知らない
だからその変化にも疎い
日毎来る砂金の輝きにも疎い
オフィリアのように身体を委ねて
溺死のように生きてみる
それでいて こもれびを一身に受けながら
日曜日が終わる
来週また来る
七日七晩ののちに 来る
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