第58話 語り

 2つの世界のゆがみによって、レイは夢へと送られ、キィダと出会い、ティルジン王につかまってしまったものの、シクマの手伝いによって逃げることを成し遂げた。しかし、予言に恐れをなしたティルジン王はレイたちを殺そうとする。しかしカドラの裏切りにより、失敗したものの、ティルジン王は諦めず、最後に残った魔力で呪いを含んだ破片を飛ばした。カルデは破片が当たってしまい、死を迎えてしまった。葬式では、昔レアサがレイに話していたお話の通り、カルデは魔人になり、夢を死ぬまで、力尽きるまで壊そうとした。その時レイの中にあった精霊の力が強まり、レイに魔力を宿した。レイは無意識に魔法を使い、魔人になったカドラの体と呪いを消滅させた。呪いの消えた夢の世界は壊れた建物などに草やコケがついているだけで、人1人いなくなってしまった。何かに導かれるようにレイは森へとたどり着いた。そこには昔に残されたキィダ・レヴ・ケイゼンの魔力があり、レヴはレイを導いた。レイは導かれるままに思いの魔法を使い、2つの世界の平和を作り上げた。


                  完

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