第9話 梅雨の話

 梅雨時期になると親子そろって体調不良になることがあり、昨年からひどくなった。私は昨年、ぎっくり腰、母は自分で歩けないほどの体調不良。

ぎっくり腰が激痛過ぎてネットで見つけた鍼灸院に2時間かけて行った。その日はたまたま有給を入れて4連休になっていたので思い切って行った。帰りはすごく楽になっていたが怖かった。しかし、その日母も体調不良で仕事を早退してきて、ぎっくり腰の私が母を病院に車で送った。

 あの時は共倒れという言葉を実感した。そして、昨晩、首が痛くてまたぎっくり腰のようになりそうな痛みが走って、今日は朝から何も出来なかった。眼球は乾燥しきってて目薬は買い忘れてないし、最悪な一日だった。夜になりごろごろして体調を整えたせいか、幾ばくかよくなり、今は腰と首が重たいだけで頭は冴えている。多分、昨日久々にあっちこっち買い物をしたせいもある。

 私は梅雨時期は特に人混みに頭痛がして酔ってしまうので電車で出かける時は朝に出て夕方までには帰ってきたい。観劇の帰りなどで遅くなるのは我慢だが、避けたいところだ。三半規管が弱いのか、何なのか分からないが、体が言う事を聞いてくれないので、生活範囲も考え物だと思う。

 都内で通勤してたら持たなかっただろう。

 身体に湿気が溜まっていくようで梅雨時期は体が重いが、紫陽花を見ると梅雨も捨てたものではないと思う今日この頃だった。

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