菫さんの家

「お嬢様付きました」

今僕は、黒色のリムジンに乗っている

乗っている時ずっと手を力を入れては弱めてまるで僕の手を揉むように握られてめちゃくちゃ恥ずかしかったから下を向いていた

「ありがとうございます、では」


と言って僕の手の延長線上にいるこちらを向いてくる菫さん

菫さん側の窓の外を見れば門が見える。


手を離した菫さんがドアを開けて僕に手を差し出してくる


「主人様、頭上にお気を付けてくださいね当たると危ないので」


「う、うん」


僕はこんな高そうな車に乗ったこともないのでよそよそと菫さんの手を取って外の方に出る


「うわぁーー」

思わず口が開いてしまうほど家が広くて大きい


「主人様どうかされましたか?どうぞこちらです」


ずっと手を握っているので少し引っ張られて

はっと意識を取り戻す


「いや、なんでもないよ!ありがとう」


家大きいね!って何故か言えなかった

だって周りにいるSPみたいな人が怖すぎて明るくなれないもん!


「はぁ♡主人様と同棲できるなんて.....夢のようですぅ」


菫さんが片手を頬に当てて顔を真っ赤かにしている

嬉しいの、かな?

「菫さんは僕が住んだら嬉しいの?」


「っ!もちろんです!主人様がこの屋敷に住むとなれば毎晩私が主人様の全てをご奉仕させていただきますとも!」


「え、全部?」


「はい!お食事からお風呂、夜のお手伝いも全てです♡」


僕も男だから、そう言うことは本音を言えばそうなりたいけどプライドというものが許さない


「菫さんに迷惑かからかもしれないし邪魔しちゃ悪いからダメ...かな」


「全然迷惑でないのに、主人様のお世話ならこの身が半分になろうともお世話いたしますわっ」

えへんと胸に手を置いて自信満々に言ってくる、


「まぁ、僕も家族いるし....嬉しいけど無理だね..」


「そうですよね、もしお困りでしたらいつでも言ってくださいね?主人様をお迎えする準備はいつでも準備できています!、それとも私をペットとして主人様がお呼びになってください何をしていてもすぐ主人様の元へ駆けつけます!」


あはは...菫さんすごい押してくる....


そんなに言葉が出るあたりさすが頭がいいんだと思う、


「では、こちらです」


「お邪魔します、って言っても言えないね」


「そうです、いずれただいまという立場ですものね」


「そ、そうじゃなくて!家が広すぎて友達の家にいる感じで言えないなって...」


「いえいえ、主人様の居所としてはまだまだ狭いかと...将来結婚した暁には海外でこれより一回り大きな屋敷を買って2人で一緒愛し合いましょうね♡」


それって、菫さんの紐ってこと?!ダメダメ、僕のプライドが...


「主人様の紐の主になれるなんてこの上ない至福ですよ、だって主人様を私なしでは生きていけなくするって事ですよね?主人様を独占できるなんて、私おかしくなりそうです」


菫さんは顔を真っ赤にして照れている

照れたいのは僕なんだけど、はい!菫さんの紐になります!なんて言えるわけないじゃん!


「じゃあ、藤村さんもありがと、じゃあ私たちは2人でいますので」

するとSPさんの人がどっかに行った


「うふふ、主人様とのエアー新婚生活ですね♡」


「まだ結婚したないよ?」


「いずれするので一緒です」


「えぇぇ、」


———————————————————————


「あるじさまーーはい、あーーん、してください」


「あ、あーーん」


僕は頬を赤くしているのだろう、照れながら菫さんに高そうなステーキを食べさせられていた


はぁはぁ、主人様が食べたフォーク!、最高級のステーキと主人様の唾液!これは最高のミックスですよ、はぁぁぁー!興奮がおさまりません!


菫は息を荒くして自分のステーキを食べる


「はぁはぁ、主人様のっ美味しい、チュッ、チュッあるじ、しゃま、美味しいっ!♡」


そして菫さんが舐めまくったフォークで次に僕にステーキを一口分あーんしてくる


「どうぞ♡主人様、私と思って食べてください」

ニコニコと菫さんが差し出してくる、

いつもと違う笑顔で怖い


「それとも、口移しがいいですか?」

「ううっ、どっちも嫌じゃないけどい、や」

そうだよ!どっちもしたいけど無理だよ!


「そうですかぁ、主人様に嫌なことをするのは私も嫌なので..」


すると菫さんがしょんぼりした

なんか悪いことしたかも


「うぅー、やっぱり食べさして!」

思い切って言ってみただって菫さんのしょんぼりした時とても罪悪感が湧くんだもん!


「はい!もちろんですではあーーんしてください、はい、あーーーん」


僕はパクっとステーキを食べる


菫さんは僕の口の中を知っているのだろうか、ちょうどのサイズで切ってくれる


「主人様の全てを知っていますとも、」


「心を読み取らないで!」


「やです!主人様の心と常に共有したいので!」


、、


「ごちそうさま」


「お粗末様でした主人様♡、うふふっこのあとはどうしましょう!、お風呂でシますか?それともベットですか!それともSえ....」


「しないしない!」


「うぅ、主人様ぁ」


う、、流石に乗らないよ!申し訳なくなるけどこれはきっと菫さんの魔法だ!だから菫さんの流れには乗らない!


「お風呂は恥ずかしいし、寝るのも恥ずかしいから

むり!」


「ふふっ、主人様がダメと言ってもご奉仕はやめませんよ♡」


そう言ってこの後全裸の菫さんに、体を洗われて


一緒に寝るところか抱きつかれて寝た


———————————————————————

あとがき

お久しぶりです、更新期間が長かったのは別の小説を書いてたからです

久しぶりに書こうかなと思って書いてみました


お読みくださってありがとうございます



















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