自分の知らない世界をちょっと垣間見れた様な感じがする。

お金持ちのお嬢様とお金持ちのお坊ちゃまの端から見えない窮屈な側面を表した作品。
学生の頃、お金持ちの子供が多く通う高校があった。中には婚約指輪をして入学する生徒もいてと耳にしていたが、その頃その話を聞いて、「ふ〜ん。」としか思っていなかった。
自分の生きる道を迷う自分と、
自分の生きる道を既に決められてしまっている登場人物。
どちらが幸せかは分からないが、
物語の王道のお金持ち、良い家柄、名家。
小説や漫画を読んで、夢物語ではなく、現実に戻されがっかりする人もまた存在するんだろうなぁ。。。と、ふと思ってしまった。