入学式

大分更新ペースが落ちたこと本当にすいません。これからは更新ペースをあげれるように頑張ります。

それではどうぞ、

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そして時は流れ4010年レノーア=アグレイシアは最高騎士団長として全国民に慕われるようになった。当時20の彼女には余計なお世話だなんて言ってたけども

4020年にもなると30代になり教師として活躍している。



◇ ◆ ◇


少し時は流れ4月、桜が舞い散る中一人の青年が歩いていた。彼の名前はディルク=ディアメン。平均よりも少し高めの身長で青の長めのコート?をきちんと着こなしコートの左胸には何かしらのマークが付いている。これから彼が向かうのは、「ディーティン竜使い育成学院」と呼ばれる4007年に起こった出来事「ドラクエル」によって壊滅な被害を受けた後、竜特別対策本部にて「また近いうちにが現れる恐れがある」という結果に至りこの学院を町の数に合わせて4カ所設立した。入学は強制ではなく自由に入れるようになっている。


しかし、毎年多くの人がこのディーディン竜使い育成学院、特にディルクも入学する第一学院に入りたいと志願している人が沢山いる。なぜなら、あのの騎士であるレノーア=アグレイシア教師をしているからである。そのレノーアから直接指導をしてもらえるので、たくさんの人が来るのである。そこで学校側は難問のテストを出題し、受験者の頭脳を確かめた。学校側いわく、変な脳を持ってるやつを連れてきても意味ないとのこと。さらに実技試験という枠を設ける。そこでは剣術の腕やその人の運動量を確認する。その試験を全員行い上位4000人が通過でき今日から学校に通える。


そして彼、ディルクはレノーア=アグレイシアのような騎士になると夢を持って入学する


少し歩くと大通りに出る。鳥が空を飛び、桜の花びらも空を舞う。そんな良い景色を歩いていくと、何も景色のない通りに出てくる。



そして、数分程歩くと正面に大きな門が見えてきた。看板には「ディーティン竜使い育成学校」と大きく書かれており、それを純白の大きな柱が4本大事そうに支えている。


「ここが今日から通う学校かぁ~、よしっ」

と1歩踏み出し門をくぐる。そしてクラスを確認し、新しいクラスの座席に着く。


そして15分くらい時間が経過した


ピンポーンパーンポーンとチャイムが鳴り、入学式になる。この学校は人数が多いため人を集めるスペースが無いのだ。なので、こうして教室で放送を聞いている。


「えぇ皆さん今日はご入学おめでとうございます。まず始めに本学院の学院長をしている、アルス=カートとです。」と学院長の自己紹介、挨拶が終わりこの学校での方針や最終目標、生徒達に目指してほしい事等を1通り話した。


学院長の挨拶が終わると、



ガラガラ


前方の扉が開いた。

「えぇ!」

「マジで!?」と外から入ってきた人に驚きを隠せない。もちろんそのはず、だって入ってきたのはレノーア=アグレイシアなのだから。


そんなことは全く気にせず、レノーア先生は「レノーア=アグレイシアです」と教卓の前に立ち軽く自己紹介をした後ディルク達も自己紹介をした。

そしてレノーア先生は明日から始まる実践訓練の説明やこの学校で行われる武術大会の説明、突然竜が現れたときの対処法など、緊急時になった時の話をした。


「…というわけで緊急時には気をつけるように。では、解散」と言いレノーア先生は教室を去っていく。


ディルクも教室を出て家に帰ろうとしたとき

「ねぇねぇ」

「なぁなぁ」と声をかけられる。

「ん?」と声のしたほうに振り返ると、そこには2人の男女がいた。


男の方の身長はディルクと同じくらいで外見はとてもイケメンだなと思わせるような雰囲気を放っている。きちっと制服を着ているが筋肉質なのかムチムチしている。

女の方の身長は少し低めだが外見だけ見ると、とても美しい感じの印象である。肩の位置できちんと揃えている艶々の髪、それ以外のところのおしゃれにも気を遣ってるみたいでとても美しい感じの印象である。それに女子は赤のコートを着ているため彼女の魅力を引き立てている。

「僕はディアン=ハーレン」と男の方が自己紹介をする。そして

「私はリート=イースター。イースター家の王女よ」と女性の方も挨拶をする。

「は、初めましてディルク=ディアメンです。よろしくお願いしますディアンさん、リート。」どディルクは自己紹介と2人に挨拶をする。

「リート様なんて言わなくてもいいよ。私はあなたと友達になりたいから。」

「そうだよ。俺もディアンでいいから」

「じゃあ僕はディルクで。よろしくリート、ディアン」

「あぁ、よろしく」

「えぇ、よろしく」と2人と握手を交わす。

「よーし、早速だが帰るか」とディアン

「そうだね。帰りましょ」とリート。2人は先に歩いていく。ディルクが遅れているのに気付いたのかディアンが「おい、置いていくぞ、俺たちもうだろ?」

「そうだね!うん。帰ろう」とディルク。


こうして3人は学校を後にしたのだった。







学院長室


「うーーん彼が………とはな。考えすぎかな」





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ここまで読んでいただきありがとうございます。誤字脱字やおかしな所があれば教えてくれると嬉しいです。








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