☆妖怪紹介コーナー 2

【小豆とぎ】


小豆洗い(あずきあらい)または小豆とぎ(あずきとぎ)は、ショキショキと音をたてて川で小豆を洗うといわれる日本の妖怪。


各地でその伝承は伝えられているが、場所によってその正体と言われるモノは様々。



【小豆とぎとぎ】


鳥取県の昔話から。

着物の裾を捲るイタズラが好きな妖怪。

その名の通り【小豆とぎ】の一種です。



昔の人はパンツを履いてない。

男性は褌(ふんどし)、皆さんがイメージしている時代劇等で出て来るのは越中褌(えっちゅうふんどし)かな?で前を隠すだけ。

女性は腰巻きという、巻きスカートの様な下着を使っていました。


日が暮れてから山道を通って村に帰ろうとすると、この《小豆とぎとぎ》が男女問わず着物の裾を捲るのです。


そうするとパンツを履いてない訳ですから、丸見えになってしまい恥ずかしい思いをする事になります。


しかし、現在はパンツとズボンを履いていれば問題ありません。


という訳で《小豆とぎとぎ》には申し訳ないが、現代では“ただのスカート捲り”です。




(参考文献 ウィキペディア・全国妖怪事典・日本昔話)

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