雪乃紗衣

 前回、「彩雲国物語」が話に出たので、その繋がりで。


 登場人物の名前が変換しきれない(笑)

 一部カタカナで失礼します。

 

 主人公の紅秀麗は貧乏貴族のお嬢様で、日々アルバイトに励むんだけど、とにかく勤勉。アルバイトの割りがいいからと(笑)上級の侍女もできるだけの礼儀作法も身に付けているし、料理も裁縫も得意だし、二胡は超プロ級だし、勉学に至っては国家試験(いわゆる科挙)に上位合格できる実力……スペック高過ぎ~

 さらには実は国内でも指折りの貴族の直系長姫。

 さらにさらに、まわりにはこれまたハイスペイケメン勢揃い、という、なんと言うお伽話な設定~。


 まあ、ハイスペイケメン達にはそれぞれ謎や闇や残念過ぎる短所も(笑)まあ、それを補ってあまりあるスペックなんですけどね。というか、邵可さま、あそこまでハイスペなのに、家事をすると、厨房が大惨事になるのは何故(笑)


 超大作なんで、ノリだけで読むには途中苦しいところもありますけどね。

 秀麗は悩みまくっても、前向きに自分が成すべきことに突き進みますけど。ただし恋愛以外。


 まわりの人間の堂々巡りぶりはさらに混迷していき、もう、誰が味方で誰が敵なんだか分からなくなって来ます。燕青とか蘇芳とか、救いになるキャラもいますけど。


 そういう中で、一番分かりにくそうな割にはハッキリしていたのが、茶朔洵ですかね。秀麗にひたすら執着して、最後の最後でなかなかナイスな怪我の功名をかまして、ストーカー冥利に尽きる(笑)

 本性分かっているのに、子安さんの声で愛を囁かれると、かなりマズイことになります……(笑)


 それを言ったら、池田さんの黒狼バージョン邵可さまも結構キますし。

 一方の関さんは聴いたのが劉輝役が最初だったせいか、情けないイメージが強くて、Fateのギルガメッシュでやっと払拭された(笑)


 Fateと言えば、そもそも「彩雲国物語」の登場人物の名前が中国の古典からの引用が多いためにサーバントと名前が被ってくるんだけど、キャラが違いすぎて泣き笑い。新宿のアサシンとかね。


 話が反れました。


 さて、「彩雲国物語」は無事ラストを迎えますが、最終章だけハードカバーとかやらかしてくれて(角川系列のサイトで爆弾発言(笑))、しかもそのあと文庫版で真の最終章掲載とか……両方の買いましたけど!


 しかも、ほぼ同時に発刊されたビーンズ文庫版には最終章、載ってなかった気がする。さすがに買わなかったけど。挿し絵だけチラ見。


 そして、こーじーは、またやらかしています。角川文庫版の「彩雲国物語」、現在進行形で買ってます。


 だって揃えたいんだもん!


 ビーンズ版より薄いので、まあいっか(自己完結)。


 新潮社の「レアリア」は途中で出なくなっちゃったので(一応買った)、基本的に読んでるのは「彩雲国」だけみたいなものですが。


 ハマり具合は、他の作者さんに負けてませんね。

 

 


 

 


 


 


 

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