閑話 混沌からの秩序 ートランプさんのお話ー

 彼らは、幾度と、混沌を生み出してきました。

「混沌からの秩序」

 DSと呼ばれるもののモットーであり、イルミナティの矜持です。

 2019年12月から始まったコロナパンデミック。

 2020年中ごろから始まるBLM。

 アメリカを中心として、混乱を起こしました。まさしく混沌です。


 2020年、トランプ大統領は、イラン核合意からの離脱を表明しました。

 イスラエル問題では、パレスチナを独立国家とし、同時に、ヨルダン川西岸のイスラエル入植地でイスラエルの主権を認めました。

 これは、長らく続いてきた争いの終結、和平への一歩です。


 イラン各合意の離脱は、ウラン濃縮を続ける悪の枢軸イランへの毅然とした態度であり、悪へと加担するヨーロッパへの圧力となりました。


 世界へと帝国主義と、世界のリーダーを自称する中国は、その暴虐さで、対外圧力を強めます。

 南シナ海での勝手な行動は悪辣そのもであり、世界各地で、土地の買収を行い、植民活動を行います。

 そうした中国へのトランプの態度は、悪を許さぬ正義のようでありました。


 インターネット掲示板、4chにて、あるアノニマスが出現します。

 アノニマスとは、無名という意味です。

 彼は、そこでQestionを投げかけました。

 掲示板のユーザーは、それを検索します。

 そこから、政治家や大企業の悪行が次々と、ユーザーの知ることとなって行きます。

 それは、一つの反ディープステイト運動となり、questions anonimas、Qアノンとなったのです。


 トランプの行動は、次々とDSを苦しめます。

 核合意、イスラエル和平、ワクチンに、薬、エプスタイン、ファーウェイ排除、ete

 それは、悪を成敗する正義の味方そのものであったのです。


 いまや、アメリカは、イルミナティが支配するイルミナティ国家です。

 そのイルミナティを排除することは、多くの人にとって良いことです。


 フランス革命。

 市民へと圧政をかけるブルボン家の王権への反発です。

 この運動は、パリ全体へ波及し、市民は立ち上がり、王権を追放しました。


 ロシア革命。

 同じく圧政を敷く、ロマノフ王家への反発です。

 この運動は、モスクワ全体へ波及し、市民は立ち上がり、王権を追放しました。ソビエトとなったのです。


 これらは当時、正義の執行でした。


 トランプ運動はまさに正義の執行といえます。


 2020年、選挙がありました。


 結果は、ジョー・バイデンの圧勝です。

 多くの人がトランプの勝利を確信していたかもしれません。


 そして、不正選挙問題が発生したのです。

 前回のヒラリーとの選挙のことです、その時使われたベネズエラ製の票をカウントする機械に問題があったことが、判明していたのです。

 こんどの選挙でもまた同じものが使われることが判明し、それが問題となります。

 それは、さらなる不正選挙疑惑へとつながりました。

 選挙の開票結果は最悪でした。

 州の下にある群の開票結果と、州の開票結果が合わないのです。

 これは、選挙委員会でしょうか、その開票結果をみれば誰でもそのことに気づきます。


 バイデン陣営は、バイデンの息子の会社が中国への資金提供と、軍機密を流出させていたことが発覚しました。

 バイデン陣営は、暴徒化したBLM運動を支援し、テロ組織であるANTIFAの支持を表明していました。


 バイデン大統領という悪の誕生です。

 トランプ支持者にとって、数々の悪魔的行動の連続でした。


 そして現在もQアノン運動は続いています。

 Qの活動は、ファウチ、ビルゲイツ、WHO、製薬会社の悪行を暴きます。


 Qとはクエスチョンのことが元であり、大本は、ジョン・F・ケネディの墓がQの形をしており、そのQであるともいわれます。


 JFKの意志。それはDSの排除であり、その意志を継ぐものとして、活動しているというのです。


 悪を滅ぼす救世主さながらです。


 本当に救世主?

 いくつかの功績を見直します。


 イスラエル和平。

 パレスチナの独立と、ヨルダン川西岸の主権の容認です。

 イスラエルにとってパレスチナを認めることは許容できるものでなく、ヨルダン川西岸の主権を認めることは、中東諸国にとっての屈辱の他にありません。

 イスラエル和平は、水面下でさらなる対立を起こし、亀裂を深めました。

 これらは、かつてのWWII、ヨーロッパ(エウロパ)を中心とした戦争のイスラエルの処理の小規模再現です。

 それは、イギリスとアメリカはイスラエルの独立を認め、武力支援をしました。ですが、同時に、パレスチナや周辺の独立と主権を認めることへの約束をしていたのす。


 イラン(ペルシャ)の核合意の離脱とは、ドイツという悪の枢軸との離反です。

 イランの核合意とは、核の製造を直接的に禁止するものではなく、ウラン濃縮を年何%と決めたものであり、時間をかければ、核の製造が可能のものです。

 暗に核の製造を許していることととらえることが出来、それの離脱は、そのことへの抗議と反対の表明ととらえることはできました。

 ですが、これはドイツとの離反であり、このことで、新たなる圧力が不可能となったのです。

 アメリカの離脱によって、ウラン濃縮は幾分と楽になりました。


 中国のファーウェイの追放は、各国へと衝撃が起きました。

 中国はドイツと関係が深く、すでに5G網の約束をしていたのです。

 EUROPA UNIONの中心であるドイツは、トランプアメリカとの亀裂を生みます。

 アメリカの宗主国であるイギリス連合は、ドイツとさらなる距離を置くこととなり、新たなる、対立関係を生みだした、いえ、もともとあるべき対立に戻ったのです。


 そして、対中政策は、中国の悪行にスポットライトを当て、さらなる対立を深めます。

 そこからの選挙戦でした。


 黒人問題で、アメリカ内部は分断された状態となっていました。BLMです。

 警察官が過剰に黒人を抑えつけたという動画が流れたことが発端でした。しかし、アメリカでは、犯罪者のほぼすべては、銃を携帯しており、非常に危険なのです。発砲の危険があり、銃を向けられれば、警察官はすぐに射殺することになっています。

 警察官の行動は、黒人だからという限りのものではなかったのです。

 ですが、これがアメリカの分断という混沌を生み出します。

 不正選挙疑惑は、さらなる分断を生み出しているのです。


 これは混沌です。


 トランプの周辺をピックアップします。

 

 欠かせないのは、ウィルバー・ロスです。

 ウィルバー・ロスはトランプ政権を支えました。

 現在も、その支援は続きます。

 トランプが大統領になる前から、彼はトランプを支援してきました。幾度となく破産しかけたときも、彼は助けたのです。


 ウィルバー・ロスという人物を一度調べてみることをお勧めします。

 いかに彼を彼が信頼したか分かります。

 ロスチャイルド・プライベート・エクイティ・ファンドマネージャーを務め、N・M・ロスチャイルド&サンズに所属していたという輝かしい経歴です。


 そして、ピーター・ティール。

 トランプを大統領に押し上げた功労者です。

 ビルダーバーグ会議運営委員メンバーであり、FBやpaypalの功績があります。


 スティーブン・バノンは、影の大統領と呼ばれ、その力を振るいました。

 ゴールドマン・サックスで投資銀行家、FB、などの経歴があります。

 ゴールドマン・サックスとは、ロックフェラー銀行の持つ超大手ファンドです。



 ある機密文書が流出しました。トランプ政権下のアメリカから、イスラエル企業5社に資金が出され、トランプへの支持と扇動を行う依頼がだされていたのです。

 ここまでは、どこの世界でも普通にあることです。

 政権や政党の支持団体や他国企業への支援や資金提供は普通にあります。

 イスラエル企業の行っていたことは、まさにQでした。

 4chに書き込みを行い、心理学的技法でもって支持者を募りました。

 これが、効果を発揮し、Qアノン運動を巻き起したのです。


 Qは、市民運動と言えます。


 フランス革命は市民運動でした。

 ですか、それを先導したのは、フリーメイソンリーであり、フランス革命とは、正確には、フランス資本主義革命であり、フランスブルジョワジー革命です。

 国民主権、法の支配など17条が記されているフランス人権宣言を見てください。

 中央上部には「プロビデンスの目」が描かれています。

 トゥールーズの郊外にある革命広場には、ピラミッドがあるのです。

 革命広場は、フランス革命の200周年を記念して1989年に建てられました。


 (1989年には重要な意味があるのですが、ここではしません)

 革命は、それから、ナポレオン戦争へとつながります。

 ナポレオンはハプスブルク家出身であり、フランス革命の扇動はハプスブルク家のフリーメイソンリーです。ブルボン家に嫁いだアントワネットはハプスブルク家なのです。

 アントワネットの故意の工作があったかわかりません。ですがそこで、ブルボン王家という巨悪を作り出し、市民を扇動し、王家へ正義の鉄槌を下します。そして、それに続くナポレオン戦争で、混沌は極限へ至り、ウィーン体制という新たな秩序をうみだしたのです。

 ナポレオンという悪を生み出し、破壊し、正義の名のもとにそれを倒す。そして、新たな秩序を生み出しました。

 これは混沌からの秩序です。

 ナポレオン戦争は終結し、ハプスブルク家によってウィーン会議が開かれました。そこで産まれたその中心に在る国は、赤と白十字の国旗。それを意味するのはテンプル騎士団です。


 その後も混沌と秩序、それを幾度と繰り返し、支配を強めてきました。

 混沌を巻き起こすために、巨悪を作り出し、正義を扇動してそれを倒させます、破壊し、新たな秩序を生み出すのです。


 今一度思い出すべきです。

 イルミナティの掲げる「混沌からの秩序」です。


 イスラエルの国会、裁判所にある肖像画。裁判所にあるピラミッドはなんですか。

 ガザで倒壊したビルは、何故、根元から崩れ落ちたのでしょう?何故、予め倒壊するビルを撮影していたのでしょう。

 何故イスラエルへ噴進砲が着弾するのです?あれほど強固な防衛を持っていながらです。そして、実は千発飛んできたなどと嘘ぶくのです。

 どこから噴進砲を入手し、その金はどこから得たのでしょう?

 資本の暴落と上昇は、ファンドによる大量買い、大量売りによって起こります。DSの顔の一面は、ファンドです。その何れもが最大手ファンドなのです。


 新約聖書で、偽予言者の出現がほのめかされています。

 ひふみ神事において、もまた示唆される偽救世主。


 予言者もまた救世主です。

 ひふみ神事がヨハネの黙示録を示唆しているのであるならば、偽救世主と偽預言者は同じであると推察できます。


 偽りの救世主は、墓場から復活するとあります。

 QとはJFKの何を見た姿がQだったのでしょうか・・・。



 混沌とは悪魔であり、ルシファー。

 彼らは、ルシファーを召喚する儀式を行います。

 ヨーロッパとは、EUROPAであり、エウロパと読みます。

 女神エウロパとは、ゼウスの罪の象徴であり、その間に出来た子は、悪魔なのです。



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