ブルーノートでおやすみなさい

サマータイム。
黒人のお母さんが、生まれたばかりの赤ん坊に歌いかける曲。
明子にそう教えてくれたのは智昭だった。

大丈夫、大丈夫。だから、安心しておやすみなさい──。
どうか、良い夢を。

最後のシーン。
きっと、言葉に出来ない感情が待っています。