ありがとう、さようなら。

もしも君が死ぬ時に、僕はどんな言葉を送ろうかな。別れの言葉なんて言ったら、悲しくて仕方ないかもね。もし君がここにいたら、きっとあの世で再会できるよなんて笑ってくれる。死ぬことは決して別れではないんだって。

でもね、僕はもう終わりにしたいんだ。いや、まだ続けたいとも言うべきかな、この気持ちを。でも、一つの節目を付けるため、この希望を枯れさせるため、そして何より僕のせいで君を悲しませるのを防ぐため、この死を永遠の別れとしたいんだ。



だから、僕はこの言葉を送ることにしたよ。

「ありがとう、さようなら」