5・23

 あんまり悪い夢の話をしてもなんですが、また悪い夢。嫌らしいことにミステリの仕掛けっぽい夢。不意討ちで浴槽に沈めるトリックに自分がはまるも、些細な瑕疵のせいで一命をとりとめ、反撃するという内容。

 夢をみているときは「これ、作品に使える!」と大興奮で「覚えろ、覚えろ、忘れるな!」と必死なのですが、起きて枕もとのネタ帳に書く段階になると「論理が破綻している、使えない」となります。

 〆切前の悪夢は緊張感がある証拠だと前向きにとらえましょう。


 昨日に引き続き、仕事でヒートアップ。これは〆切が影響しているのだと反省。怒りとか「私はあなたの考えは違うと思います」とかを伝えるのに、ずっと基本的には皮肉と嫌味を相棒にしていたことを反省、まではせずとも、気づく。

 手の込んだ嫌味を考えるのに、時間と知力を使っているような。


 帰る途中、「あぁ」というアイデアが降りてくる。これは新作ではなく、応募確定の原稿の話。

 これはもう新作なんて書いている場合じゃなかろう、と。

 一応、ミステリーズ!新人賞のサイトをのぞいて一次選考の結果が出ていないことを確認してから寝る。

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