5・1

 ゴールデンウィークですが、バリバリお仕事。このご時世でもありがたいことに働かせてもらっています。賃金、待遇などなど、いろいろと不満はあれども。

 出社前に公募原稿ではない、カクヨムさんの原稿を一つ仕上げたのがアウトプット。出勤中と休憩中は応募原稿のブラッシュアップのためのブレスト。

 コロナ禍で電車通勤をやめて移動中の読書というインプットの時間がなくなったのは、結構でかい気がします。明らかに読んだ本の冊数も減りました。書店も図書館もなかなか行きにくい状況ですし。

 書店は不要不急じゃないよな、と。本は生活必需品。とはいえ、やはり感染予防対策のため、外出は控えた方がよいというのは事実で。ホント検査数を増やしてくれないかなぁ、とぼやく。

 応募用の原稿は世の中がこんなになる前に書いたものなので、登場人物たちは誰ひとりとしてマスクをせず出歩いています。これからの、なのか、ここ数年のフィクションはマスクどうする問題と言うか、どういう世界線で物語を紡ぐのか悩まされそうです。

 2021年の春を描いて、ノーマスクだと、これはパラレルワールドになってしまうわけで。逆にそういうものを折り込んだ作品に意義が付加されてしまうという変な状況になっています。

 ビフォーコロナでは当たり前のようにやっていた帰宅途中にコーヒーショップで原稿を書くということができなくなったのは、本当に痛い。私の作品ということではなく、平常時ならば応募されていた傑作が形になっていないというケースもあるのではないでしょうか。

 本日の応募原稿に関する作業はゼロ。気持ちをごまかすために印刷した紙束に触り、今日は寝ます。あぁ、ゴールデンウィークもちゃんと原稿の手直しを進めないと。

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