21世紀は女性の世紀：

　テレビをつけっぱなしにしながら友人と話していて、「21世紀は」の部分を聞き逃（のが）し、「えっ、この人（女性評論家）、真昼間（まっぴるま）から何て話をしているんだろ」と目を点にしたことがある。

　疎覚（うろ）憶えだが、日本精機（にほんせいき）という映画関係の機材を扱っていた会社が社名をひらがなの「せいき」に変更し、映画関係者をびっくりさせた事件もあった。

　序（つい）でに、これも疎覚（うろ）憶えだが、ラジオのニュースで（風をひいていたのだろうと思う）女性アナウンサーが「〇〇募金のお知らせです」とアナウンスしようとして「ぼ」の後に一度小さな咳をし、さらに「き」の後にも咳こんで「ん」の音がきこえなくなってしまい、「募金」が、かなりはっきりと極めて明瞭に「ぼ・っ・き…

　さらに序（つい）でに、これも疎覚（うろ）憶えだが、ペルシャ湾のタンカー戦争の際、オーマン湾の港が石油で汚染された事件の報道で、アナウンサーが「オーマン湾岸の港」というべきところを「湾岸の」を省略し、さらに「港」を訓読（くんよ）みせず…