第38話 のじゃロリ魔王とデート?

「現に今のデートも満更ではあるまい?雷帝よ」


「デート?い、いやただの案内のつもりだったよ?」


「若い男女が2人きりで密室で遊んでるのじゃ、誰がみてもデートなのじゃ」


「ぐぬぬ、仮にデートだとしても満更の証拠がない」


「…楽しくないのか?わらわは雷帝とこうしてるの楽しいのじゃが…」


あかん、こののじゃロリには叶わない。さすが200歳越えだ‥。上目遣いで目をうるうるさせやがって。可愛いなちくしょう。


「参ったよ、楽しいよソニア。俺の負けだ‥でもデートじゃないからな、連呼するなら事務的に案内するから」


「ふふ、頑固じゃのう雷帝。まぁ良いわらわは狙った獲物は逃がす気はない…もう魔王も飽きたしのう」


「飽きるんだ魔王って」


「当たり前なのじゃ、毎日毎日同じ仕事ばかり。どこに逃げてもすぐ追いついてきよるしのう…その点ここなら今の所来るのは不可能じゃ」


「逃げてきたのか…まあ口出しはしないよ。それにしても魔族ってもっと好戦的かと思ってたな、まだソニアで2人目だけど会ったのは」


有無を言わさず殺したんだよな俺…。心が痛い。


「わらわは平和主義じゃからのう、当然過激派もいるのじゃ、過激派のイスを減らすのが今の悩みなのじゃ」


「大変そう…。俺にはわかんないわ、今度心当たりあるかもだし調べてみるよ…多分役には立たないけど」


地球ネットで歴史を見てみるか…暇な時ね。


「ほう、わらわの旦那はやさしいのう。1回しておくか宿で?」


「しないし旦那言うな、本気なのか?ソニア」


「ふふ、本気じゃよ。よく気が付き、やさしくて…可愛いしのう。大切なのは魔王たるわらわより圧倒的に強い所かの」


「ふーん、抑えてるつもりだけど分かる物なんだね」


「雷帝は存在感が無さすぎじゃ、おそらく戦闘にならないのじゃ加えてあの映像。

あれは無理じゃ、我が軍が半壊するアレだけでの」


「各国に栄え過ぎた国のけん制として、あの映像ばら撒いたけど…お陰で雷帝呼びが定着したんだよね。恥ずかしい」


「いい名前なのじゃ、嫌ならユーキじゃったかの?そう呼んでもよいのじゃよ?それにあの映像はわらわにも好都合じゃったしの、過激派が一気に大人しくなったからな…感謝しておるぞユーキ」


「んーもういいよ雷帝で、ソニアに言われても嫌味に聞こえないし」


「ふふ、じゃあデートの続きをするのじゃ雷帝」


「はいはい、ちょっと時間とっちゃうから時間経過を10分の1にするね」


「…何でもアリなんじゃなお主……」


その後、フードコートで食べ周りし休憩がてらノートPCを出して世界の発展ぶりを見てもらった、目を輝かせて見るソニアは可愛かった。


10台ほどスマホやノートPCを売りつけて置いた、会議にでも使ってくれ。


パソコンあるだけで発展はしていくだろう。



娯楽コーナーではブリクラを撮りまくった、女子はすきだよねぇ写真。ちゃんと加工もできるし美顔?にもできる‥しなくても可愛いが。

…ん?俺可愛いばっか思ってね?…ちょろいのかな俺。何がハーレム嫌い(キリッ)だ。恥ずかしい。


カジノはルーレットが気にいったみたい、ディーラーはうさ耳付けたバニースーツのロボットだ。


最後に温水プールで泳いだりした、水着もよく似合ってたな。惚れたかって聞いて来たので惚れたよって返したら照れてたな、言われるのは慣れてないのか。


いつでもいいから城にも遊びに来て欲しいと言われた、勿論承諾だ。


そして、しちゃったんだよなぁ場に負けたというか、あまりに可愛くて抗えなかったよ…キスしてきたら、もう止まれなかった…そのままベッドにINしてしまったよ。



ソニアは最後「やさしいは撤回するのじゃ…そちは鬼畜じゃ」と言って帰った。


…あーどうしたらいいんだろ俺…でもこのままだとただの浮気だよな、覚悟きめるか俺。



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くっ、のじゃロリ強い…。あとユーキ死ね。






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