第3話アゼルは舞い降りた3


俺は恐る恐る目を開けた。

嘘だろ!

俺は、俺は夢でも見ているのか?

いや、夢じゃない。

その証拠にさっき彼女に殴られた痕が鈍く痛む。

じゃあこれは現実なのか。

本当に、今目の前にあるものはここに存在しているのか。


「紹介しよう、水谷ツトム。これが魔界陸軍最強の使い魔であり、私の忠実なる下僕、魔界陸軍駆逐戦車、ヤークト・パンサーだ!」


「こ、これは……」


一瞬、俺は茫然自失となった。

だって、いきなり目の前に第二次世界大戦中ドイツ軍で使用された突撃砲タイプの戦車が現れたんだぜ。

突撃砲ってのは戦車の一種で、砲塔がなく車体前面に大砲がついてるもののことだ(つまり前方しか攻撃できない)。

安上がりに生産できるので、第二次大戦中は各国で作られたが、今じゃ絶滅寸前種。

その中でもドイツ軍のヤークト・パンターは突撃砲(もしくは駆逐戦車とも呼ばれるタイプのもの)の最高傑作と言われている戦車だ。

まあどっちにしろ現代の日本の高校の屋上に置いてあるには、あまりにも不自然で、物騒な物には違いない。


「ふっ、どうだ、驚いて言葉も出ないか」


勝ち誇ったかのように、俺に声をかけるアゼル。

俺は恐る恐る戦車に近づき、その巨大で見る者を圧倒する外見を持つ鋼鉄の豹を見上げた。

そして…。


「ちぇ、なーんだ、ティーガーじゃないのかよ。やっぱ最強ったら、ティーガーⅠでしょ。ティーガーⅠかケーニッヒス・ティーガー 。突撃砲タイプって微妙なんだよね。個人的には好きだけどヤークト・パンターも」


と、呟いた。


「なっ!」


ったく、よくやるぜ、こんなデカイ模型どうやって屋上に運びこんだんだ?

彼女の支払ったモロモロの苦労に感心している俺に、アゼルは大声で怒鳴りつけてきた。


「なんだと!突撃砲タイプのどこが悪い!カッコイイだろ。正面から正々堂々と戦うのだぞ。こそこそ逃げ回ったり、後ろから不意打ちを食らわす普通の戦車なんかより、よほど男らしいじゃないか。それになんだ、さっきからティーガーとかパンターとか。何をいっておるのだ!」


「え、軍事マニア的には タイガー戦車がティーガーで、パンサー戦車がパンターでしょ。常識だよ。日本のマニアとの会話で『タイガー戦車ってカッコイイよな』なんて言ったら笑いものになっちゃうよ」


別に英語読みか、ドイツ語読みかの違いだから、どっちでもいいんだけどマニアって些細なことにうるさいからな。

俺は親切心のつもりだったのだが、どうやら彼女には通じなかったようだ。


「何が笑いものだ!どう聞いてもタイガーやパンサーの方がカッコイイだろ!『ティーガーが来たー!』とか言っても誰も怖がらないぞ!むしろ微笑ましいくらいだ。森のお友達が来たみたいで」


う~ん、言われてみれば確かに全然怖そうじゃないよな。玄〇哲〇さんの声で「オイラ 〇〇〇〇、よろしくな~」とか聞こえてきそうだし。


「でもなあ~、やっぱ『ヤーパン』が最強って言われてもさ」


主砲が同じ88ミリ砲でも、やっぱ戦車としてのステータスが違うよな。

タイガー戦車はいろんな戦争映画に出演してるし、やっぱ貫禄が違うよ、ヤーパンとは。


「ぶっ!ヤ、ヤ、ヤーパン?!」


アゼルのヤツ、顔を真っ赤にして俺を睨んできた。

やべー、地雷踏んだかな。

俺は慌ててフォローした。


「三号戦車の突撃砲が三突。四号戦車の突撃砲が四突。ならヤークト・パンサーはヤーパンかなーとか思ったりして」


「なんなんだ、そのまぎわらしい呼び方は!」


「え、……ああ、そうか、アレね、アレと間違いそうになっちゃうよね」


「そうだ、気をつけろ!まったく」


「ヤーサンとかね」


「ヤークト・パンサーだ!いちいち略すな!」


フォロー失敗……つーか、むしろ状況を悪化させただけか。

一応断っておくが、三号戦車、四号戦車どちらもタイガーやパンサーと同じく第二次大戦中のドイツ軍で使用された代表的な戦車だからな。

それにしても、ああ~、彼女完全に激怒してる……もういいや、どうにでもなれ!


「ところでさ、パンター戦車って、パ〇ティーセンサーとか間違いそうにならない?」


「ないわ!そんなこと!それに何なんだ、パン〇ィーセンサーって、そんなものあるか!」


「え、ないの?某政党の本部の出入り口に付いてるって、ネットで書いてあったんだけど」


「そんなネもハもないこと書くから直ぐに他のメディアに『ネットは有害』とか叩かれるんだぞ!もっと書き込みは慎重にせんか!」


「いや、別に俺が書いたわけじゃないし」


さすがにこれは不味かったかな。

でも、なんかこういう真面目で優等生タイプの娘って、ついからかいたくならない?

特に下ネタとかで。

それにしても魔界から来たわりには、やけにこっちの事情に詳しくない?


「まったく頭痛がしてきた。だが、とにかくこれでキサマにも分かっただろ。この私の真の力が」


何だかまだラノベごっこやってるようだが、まあ、これ以上怒こらすのもなんだし、それに何だかんだいってもこの模型はスゲーよ。


「いや~。それにしてもよく出来てんな。一分の一サイズの模型なんて初めて見たよ。何コレ?材料はベニア板?」


「こら、私の話を聞かんか!」


どれ、ちょっと上に乗らしてもらいますか。

俺は車体のでっぱりに手をかけて、車体の上に乗っかった。


「すごい!この細部まで凝りに凝った完成度!さすが舶来のオタクはスケールが違うな」


「おい、勝手に乗るな!私のウォルフィは綺麗好きなんだ!そんな汚い手でべたべたさわるんじゃない!」


何だ?今、魔界の武装親衛隊少尉殿の口から不釣合いな言葉が飛び出してきたぞ。


「へー」


「何だニヤニヤして、気持ち悪いヤツだな」


「ウォルフィね。ウォルフィ、ウォルフィかあ」


「戦車に名前をつけて悪いか!」


「とんでもない。むしろ安心したよ、やっぱ女の子だなって」


ミリオタで、中二病でもね。

 

「その生暖かい眼差しで人を見るのはやめんか!」



それから……。

 

「それじゃあ、いよいよ……の中も拝見させていただきますか」

「バカ!勝手に女の子の大事な……の中を見るな!」

「うあー、すげー、ピンクだよ!ピンク!」

「バカ、バカ、バカ、バカ!」



って、おいこら、エロい想像してるヤツいないか?


俺はただ、戦車のハッチを空けて中を覗き込んでるだけだからな。


それにしても……。


「あのさ、いくら何でも戦車の内装、何から何でもピンクばっかって、やりすぎじゃねえ?」


「そ、そうだな、確かに私もちょっとやり過ぎたかなとは思ってはいるのだ」


「それにフリルも多すぎ、邪魔だし」


「そうか?私的にはちょうどいい感じなのだが……って、おい!何で私が貴様に説教されなきゃならないんだ!」


なーにがいい感じだよ。

彼女、見かけとは裏腹に相当乙女チックな趣味してるみたいだけど…おい、これって、まさか。


「うわー、手作りクッション!しかもハートの刺繍入りかよ」


戦車長の椅子の上の可愛いらしいクッションを見られたアゼルは恥ずかしさのあまり慌てて俺の足首をつかみ、強引に引っ張り出そうとする。


「さっさと出んか!この腐れ外道!」


俺はハッチにしがみつき、首だけ中に入れたままでいる。


「くそー、嫌なこった。せっかく乙女の神秘を垣間見てるのに」


「かまわん!ウォルフィ、ハッチを閉めろ!」


業を煮やしたアゼルがそう言うと、いきなりハッチが自動的に閉まった。


「うぎゃー!首が、首がもげるー!」


堪らず、俺はハッチから首を抜き、その拍子に車体から屋上に転落した。


「痛てっ!」


仰向けの姿勢で、大の字になっている俺。

とりあえず怪我はしてないみたいだが、身体が痛くて起き上がれない。

くそ~、酷いことしやがって。

ん?アゼルの足音が近づいてくる。


「はあ、はあ、はあ、まったくここまでどうしようもない大馬鹿者だとは……どうだ少しは懲りたか?」


そのままの姿勢で上を見上げると、アゼルが腕を組み、仁王立ちの姿勢で俺を見下ろしていた。

でも、おい、この角度って……ちょっとマズイだろ。


「……縞……パン?」


思わず俺の口から禁断の一言が漏れる。


「!」


そこには、俺の眼前には、彼女の絶対領域が広がっていた。


「死ねー!!」


グシャ!!


破滅の音が屋上に響き渡った。


アゼルさん……頼むからブーツの踵で人の顔を踏むのはやめてくれよ。



「あ~もう、ヒデーことするなよ。別にワザと見たわけじゃないだろ、不可抗力だよ。不可抗力」


俺は愚痴を言いながら起き上がったが、何の反応もない。

彼女の方に目をやると、アゼルの奴、何やら誰もいない方を向いてブツブツと呟いてる。


「……もういい、キサマを、キサマを更生させようとした、更生できると信じた私がバカだった」


彼女の身体全体から怒りのオーラがメラメラと湧き上がっているのが見えた。

俺はなるべくフレンドリーに話しかけた。


「あのー、アゼルさん?」


「古人曰く『馬鹿は死んでも治らない』とあるが正にそのとおりだ」


「アゼル・フォン・シュタイナーさん?」


「もはや私に残された道はただ一つ……」


「魔界武装親衛隊少尉のアゼル・フォン・シュタイナー様?」


う、これはマズイ!

俺は本能的にそう感じたが、全ては遅すぎた。

彼女の怒りは、とっくにメルトダウンしていたのだ。


「キサマを殺して私も死ぬー!!」


彼女がそう叫ぶや、戦車のエンジンが起動し、俺に向かって突進してきた。


「うそだろ?走るのかよ、これ。まさか本物?」


「これ以上生き恥をさらすくらいなら死んでやるー!いけー、ウォルフィ!」


ったく、真面目な奴ほどキレると手に負えないとかよく聞くが、こいつはその典型だな。

俺は突進してきた戦車を間一髪で避わした。

45tもある鉄の塊に踏み潰されたら、文字どうり跡形もなくペッシャンコだ。

いくらなんでもそんな死に方はごめんこうむる。


「いいから落ち着けって!若い女の子が軽々しく死ぬなんてゆーなよ」


「やかましい!みんな……みんな、キサマのせいだろうが!」


「俺のせい?何でだよ?何で俺のせいになるんだよ!」


「キサマがバカで、マヌケで、スケベで、怠け者のど-しようもないクズだからだ!」


「だから、どーして俺がクズだとオマエが困るんだよ!」


「それは……とにかくオマエが悪いんだー!」


ムチャクチャすぎる。


うちの学校の屋上はかなり広いが、それでも大型の戦車が走り回れるような広さではない。

すぐに屋上の端に追い詰められてしまうが、その度に俺は器用にすり抜け、必死で逃げ回った。


「自慢じゃないが逃げるのは得意中の得意で、昔から鬼ごっこだけは捕まったことはないんだよ!」


「ちょこまかと逃げ回りをって!水谷ツトム、いさぎよくキャタピラの錆になるがいい!」


「ふざけんな!そんな死に方嫌にきまってるだろ!」


そうこうしているうちに、下の方が騒がしくなってきた。

そりゃそうか。

放課後とはいえ、まだ学校には教師や部活の連中がかなりいるはずだ。

屋上でこんな、45tもある大型戦車が走り回ってりゃ、下に居る連中が気づかないはずがない。

ん?おい、これってかなりマズイんじゃないか。

うちの学校は創立50年で、この校舎だってもう築30年以上経ってるはずだ。

そんなオンボロ校舎の屋上で45tもある戦車が走り回ったりしたら……。


「アゼル!戦車を止めろ!」


「ふっ、今さら命乞いか?」


「バカ、そうじゃねー!こんなもんここで走らせたら……」


この校舎が45tもの重みに耐えられるわけがない。

俺が言い終わらない内に、バキ、バキ、という凄まじい破砕音が辺り一面に響き渡った。

そしてその直後、アゼルの立っていた辺りに大きなヒビが入り、屋上が崩落し始めた。


「え?」


一瞬、何が起こったのか理解できず、呆然とするアゼル。


「危ない!」


俺は猛然とダッシュし、アゼルの腕を掴み、崩落していない屋上に彼女を放り投げた。


「水谷ツトム!」


彼女を放り投げた反動で俺の身体は、崩壊した屋上から空中に投げ出された。

そして俺の身体は地上に落下し、上から巨大なコンクリートの塊が落ちてくるのが見えた。

マジかよ、俺、ここで死ぬのかよ。


「水谷ツトムー!〇〇ー!!」


地上に激突する寸前、俺の耳に届いたアゼルの最後の言葉が気にかかったが、その直後、俺の意識はぷつりと途絶えた。



どのくらい気を失っていたのだろう。

朦朧とした意識が次第にハッキリしてくる。

俺はゆっくりと目を開けた。

夜空に浮かぶ満月が、俺の目にぼんやりと映る。

あれからどのくらい経ったのだろう。

周囲の暗さからすると、今は夜の8時か9時といったところか。

ということはあれから6時間ぐらい経ったのか。

俺は身体を起こそうしたが、ピクリともしない。

その時アゼルの声が聞こえた。


「気がついたか」


「……アゼル」


彼女の顔が真上から俺の顔を覗き込む。

この時初めて、俺は自分が彼女に膝枕されていることに気づいた。


「まだ動くな。今、私の魔力で身体を再生中だ」


「……確か屋上から落ちて……崩れてきた校舎の下敷きになって」


「まったく、あの後大変だったんだからな。校舎を元どうりにして、学校にいた者の記憶を消して、結局キサマの身体を直すのが一番最後になってしまった」


左右に目をやると壊れた屋上が元どうりになっていた。

昼間のことが夢じゃないとするとアゼルの力で復元したってことだよな。

って、ことはマジにこいつ……。


「あのさ、首から下の感覚がないんだけど、今、俺の身体って」


さっきから気になってしょうがないことを、俺は恐る恐る彼女に尋ねた。


「ああ。それはもう見事なくらいグチャグチャだ。なんなら身体を起こして見せてやろうか?」


と、アゼルはいともあっさりそう答えた。


「いいえ、結構です」


スプラッターが苦手な俺は申し出を丁重にお断りした。


「心配するな。あと2~3時間もすれば、元どうりになる。良かったな頭が無事で。さすがに頭が潰れてたら私では再生できなかった。運の良いやつだ」


「運が良いね」


俺は少し皮肉交じり、そう答えた。



それからしばらくの間、俺たちは一言もしゃべらず、ただ黙って夜空の星を眺めていた。

東京でも結構星って見えるもんなんだな。

そんなことを何となく考えていたら。


「あ~、その、なんだ、」


と、アゼルが照れくさそうに話しかけてきた。


「さっきは……その……ありがとう。まさかキサマが自分の身を犠牲にするとはな」


お礼って、改まって言われるとやけに恥ずかしいもんなんだな。


「……はずみだよ、その場のいきおいでやっただけさ」


俺も恥ずかしいのを気取られないように、そう答えた。


「そうか……そうであっても、私は嬉しかったぞ」


ドキ!


俺の心臓が激しく鼓動した。

何だ、今の感覚は?

そりゃ、さっきまでの傍若無人な態度が嘘みたいに思えるほど、今のアゼルは素直で可愛らしい。

でも漫画やゲームじゃあるまいし、そんな簡単に恋に落ちるなんてことあるはずがない。

いいから、落ち着け水谷ツトム!

俺は自分にそういい聞かせて、こんがらがった頭を整理することにした。

昼間あったことは夢じゃない。すべて現実だ。

こいつは人間じゃなくて、魔界とやらから来た悪魔か何かで、使い魔を召還したり、死にかけた俺を再生したり、壊れた校舎を復元したりすることが出来る力を本当に持っている。

ここまではいい。


「信じるよ、オマエの話」


「え?」


「つーか、もう信じるしかねーよな。これだけいろんなもの見せられちゃ」


「水谷ツトム」


俺は現実主義者だが、自分の目で見たことは信じることにしている。

だから、彼女が魔界武装親衛隊少尉アゼル・フォン・シュタイナーだってことは認めてやるさ。

でも……。


「でも、一つだけ教えてくれ。どうして俺なんだ?オマエが言ったとうり、俺はバカで、スケベで、何のとりえもないただの高校生だ。他にいくらでもいるだろう、適任者が。よりによって、どうして俺なんかが選ばれたんだ?その至高の存在ってヤツに」


そうなんだ、これが最大の疑問。どうして俺がなんだ?きっと何か理由があるんだろうけど、俺にはさっぱりだ。俺なんかよりもっと強い奴や頭のいい奴は腐るほどいるだろ。そいつらを選んだ方が、誰がどう考えても利口じゃないか。


「それは……」


バツが悪そうに目をそらすアゼル。

よほど言いたくないんだな。

ホントなら女の子に言いたくないことを言わせるなんて俺のポリシーに反する。

でもここまで関わっちまったんだ、お前には答える義務があるんだアゼル。

俺はそのまま話を続けた。


「それにさっき屋上から落ちる時、俺の名前の後に何か叫んでたよな?」


「……」


「あれって良く聞こえなかったんだけど、確か」


そうアレは……。


「……それはキサマが」


ようやく観念したかのように、彼女は重い口を開けた。

そして聞こえるか聞こえないくらいのか細い声で。


「……父親になる男だからだ」


と、答えた。


一瞬俺の頭の中は真っ白になった。

俺が理解できてないと彼女には分かったみたいだ。

即座に大声で、もう一度繰り返した。


「それは!キサマが!将来私の母上と結婚して、私の父親になる男だからだ!!」


数分、いやもしかすると数十分の沈黙の後。


「はい?」


そう答えるのが精一杯だった。


今の俺には。


 

ブラジルに居るお父さん、お母さん、お二人に初孫ができたみたいです。


俺……初チューもまだなんだけど。


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