第13話 ロック龍の子孫(スミマセン、カクヨムの存在を忘れてました、なろうで続きあるんで、同じタイトルかトンちゃんで見つけてみて下さい、スミマセン)

「"あれ"ってなんですか?て言うか俺今から何と戦うの?」


「ああ、魔界が全体で封印していた最強クラスの魔物、そして世界を作った四龍のうちの一匹、ロック龍の子孫だ」


「なーんだロック龍の子孫か..................えっ、マジな奴?ボケたんじゃ無いの?......................あっ、うん、言わんでも大丈夫、もう来るね、ビンビン感じるわ」


うーん、逃げて良いかな?オーラの塊みたいな物が飛んできてるんだけど......


「君、武器は?」

「短剣が有りますます」

「分かった、じゃあ出るぞ、そして戦えるやつで再封印を試みる、倒そうなんて思うな、死ぬぞ」


待って、過剰評価しすぎてない?自分で言っておいて何だけど龍に短剣一本で足りるの??


そもそもタイミング悪すぎん?俺達来て十分経ったか経ってないかだよ


「わ、分かりました、剣以外にも結界なら任せてください」

「頼りにする」


そう言って外に出る、


ドアを開け出るとそこは静かで重い空気が充満していた、さっきまで賑やかだった大通りも人一人いない


避難するのがクソ早いけど、慣れ?慣れの問題なの?


居るのは戦闘態勢に入って居るムキムキなエルフとドワーフだけ


発明家達の姿は何処にもない、村を出たのだろう。トイレの設置を頼んでいたのに、まあ戦闘面じゃ約立たずだし危険な目に合わせたくないもんな、


リンは避難を手伝っているのだろう


...........あれっ、じゃあ何で俺危険な目に合うの?荷物持ちなのに


「よし、死ぬ気で行くぞ、村がぶっ壊れても良い、何とか動きを止めてくれ、そうすれば封印出来る者達が封印するから、さあ行くぞ!!!それと、頑ば......」


ドッガン!!ビンバンガリビ!!ドゴドゴ!!


「うるせぇー!こちとら喋っとんじゃ!もう良い、全軍突撃!!!」


ダリッドさんが喋っているとロック龍の子孫、長いからイワ君に略そうが来た、て言うか住宅街に落下した、誰も居なかった事を願おう


イワ君は、電気龍と体型があんまり変わらないけど威圧感が桁違いだ、


裸も岩で覆われているし大体どの生物の弱点で有る目でさえ岩で出来ている、


頑張れば腕を切り落とせるかも..............?正直それも微妙だ、


「撃て!」


ピュウ、ピュウ、ピュウ


何やかんや思っているとエルフの弓攻撃が始まった、効いていないっぽいけど、どれも心臓や目、龍の急所らしき所にに当たっていた、


これなら村に来てくれたら細かい作業とか出来そうで嬉しいな、来てくれないかな....…...


「ロベル、避けるのじゃ!」


瞑想しているとゴーンさんが叫んだからそれに従って横に飛ぶ、すると一秒前俺が立っていたところには大きな爪痕が出来ていた、イワ君が爪を飛ばしてきたみたいだ


ありがとう、ゴーンさん!!


「ありがとうございます!スミマセン、集中してて気づかなかったです!」

「良い、それより何か使えるスキルとかは無いのか?!結界とか?この際人形でも、使えん機械でも良い」

「一応結界なら張れます….......」


まあ "勇者の書2" に書いてあった奴だけど、そもそも良く3つも本書けたな初代勇者


「じゃあそれを張ってくれ、時間稼ぎにはなるじゃろ!」

「オッス、神結界、ザ。シールド!」


そう唱えるとイワ君よりちょっと大きめなブロック型の結界が現れイワ君を閉じ込めた


するとイワ君が爪攻撃をしたが、全く通らなかった


「な、何だあの大きさ!」

「あの人間か?!」

「こ、これで荷物持ちと言い張るのか......」


エルフやドワーフに褒められたけど凄いことか?


まあ出て来る気配は全くしないけど、この間に封印すれば勝てるんじゃね?


と思ったが現実はそんなに甘くない、それは一言で崩れるもの


「やったか!」


一人のエルフがそう言うと何故か結界が派手にぶっ飛んだ


「く、やはり無理か、じゃが良くやった、お主は休んでおけい、もう動けんやろ」

「え、いや、まだ行けますよ?」

「で、でも結界張ったら一時間は動けない筈なのに.......」


何を言ってるんだ?


「いやいや、それより弱らせますから結界が破れたら封印して下さい!」

「どう言う.......」

「武器強化、スピード強化、筋力強化、基礎能力強化、結界強度強化」


ビュン


ゴーンさんが何か言っているけどこれ以上好き勝手されたら被害がヤバイからイワ君のところに向かう、


もう少し強化をしながら走りさっき結界を張った時覆われていた所に入り込む


誰も居ないのを見て再び神結界を張る、一枚目、二枚目、三枚目、計三枚の結界と中級結界を1枚張った


これで簡単に抜け出せないだろう


因みにここまで掛かった時間は約3秒で有る


「よし、準備は整った、俺はお前を弱らせる、そして封印する!」


と言ったがイワ君は全く気付いていないのか俺のほうを見向きもしない、それどころか張ったばかりの結界を破壊しようとしている





........あっ、馬鹿だ俺、あんな高さに居るのに俺の声が届くはずないじゃん


「声強化!!!よし、準備は整った、俺はお前を弱らせる、そして封印する!」


同じセリフをもう一度言うが結構面倒いし恥ずかしい、何かを家に忘れて取りに帰る時みたいに


クルッ


そう言うとイワ君が俺の方を向いた、やっぱ聞こえてなかったんだ、


さあ、おれが憧れていた冒険者らしい戦い、お互いの生と死を掛けた戦いの始まりだ!


ここで死にたくないがこれでエルフが助かるならいい


「さあ、戦えイワ君!」


そう言い短剣を構え戦闘態勢に入る


「いや、誰がイワ君だ!」

「オメーだよ!..............ぎゃあああああ!喋った!!!つい突っ込んだけど違う!絶対に何か違う!」

「いや、普通喋れるだろ!」

「喋れねーよ!!!龍だろお前!!」


龍なのに何で喋ってんの!?


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